脱臼

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10日ほど前からロードバイクに乗らなくなりましたが、乗る気力がなくなったり練習が嫌になった訳ではありません。

歩行中に濡れた路面に足を取られて思わず地面に手をついたところ、そのまま転倒して脱臼してしまいました。実は脱臼するのはこれが初めてではなく、過去に5回ほど経験していて、完全に癖になってしまっています。厄介なものです。

突き刺さるような神経の痛みと腕を失ったかのような麻痺感覚は遥か昔に忘れていて、久し振りに思い出しました。できる事なら忘れたままでいたかったものですが。

さすがに何度も経験していると慣れるもので、まずは車の来ない安全な位置に移動して、痛みを我慢しながら無事な方の手で外れた腕を握って前方上部の方まで持ち上げて関節をはめ直します。

位置が元に戻れば刺さるような痛みは治まるのですが、靭帯が損傷しているので迂闊に動かせません。掌を切って出血したり散々ですが、中でも最も堪えたのは最初に脱臼した時の腕を失ったかのような強烈な痛みの記憶が鮮明に蘇ってくる事です。

実際の怪我をしている時よりも堪えるというのも不思議なものですが、そんな痛みを経験していても意識するまでは綺麗さっぱり忘れてしまっていたというのも更に不思議なものです。

その際は車に気づいていない歩行者と歩行者に気づいていない車が接触しそうになっており、考える前に体が勝手に動いて道路に向かって飛び込んだ覚えがあるのですが、当時の詳しい状況や関係者の顔などは全く思い出せないのに強烈な痛みの記憶だけが何度も追体験されて思わず顔をしかめます。

脱臼なんてするものではないですね。




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