カメラもなぜ偏光レンズしないのか?ミラーレスに偏光PLフィルターを導入してみた

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先日、陣馬山に登って思ったのです。

川底まで見通せる澄んだ水の流れが美しいな…と。

水面で反射する光さえなければ、ます釣場の清流、川の深さや透明度が伝えられるのに…と。

こんな時、ロードバイク乗りやランナーやゴルファーやスノーボーダーの皆さんならピンとくると思うのですが、スポーツ用途の高級アイウェアに装備されているような偏光レンズをレンズに噛ませれば乱反射する余計な光を除去できるのではないかと思い付きました。




思い付いたら忘れないうちにヨドバシカメラに寄って、FEマウントにレンズ口径の合ったKenko PLフィルター Zetaというフィルターを買い物に放り込みました。

一眼レフなどのレンズ交換式カメラの場合、レンズの先端にフィルターという部品を取り付けることができます。


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このレンズのネジ切り、今までレンズ保護のためぐらいにしか思っていませんでした。

こういう特殊な要望があった際にフィルター側に細工を施せば、レンズ本体はそのまま流用できるという仕組みなのですね。


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レンズの採光窓が真っ黒に

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普通のフィルターを装着した状態


この状態で出力を確認してみましょう。

というわけで新宿御苑やら奥多摩やらに性能試験に行って参りました。


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水面の光の反射を抑えて流水の透明度を表現する目的は、おおよそ達成できているのではないでしょうか。

このPLフィルタを用いる事によりコントラストが高まり、青空をより青く、風景をより鮮やかに写すことができるようになるので、風景撮影で常用している人も多いのだとか。

レンズ保護も兼ねて付けたまま運用しても構わないのですが、林道や夜景などの暗い場面では余計に暗くなってしまうので注意が必要となります。

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