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4分 更新: 2026/09/22

奥多摩には夏の魅力がいっぱい

東京都内において自転車を最も楽しめる場所が奥多摩ですが、移動速度と視点を変えて徒歩で巡っても楽しいものです。 徒歩でしか辿り着けない隠れた名所も数え切れないほどあり、乗っていること自体が楽しいはずの自転車を置いて、歩き出したくなることも度々あります。 そうした名所が特に多いのが奥多摩でも北部にあたる氷川・青梅方面です。 氷川とは奥多摩町の中心地区で、JRの奥多摩駅 (かつての氷川駅) のあるところです。檜原村や青梅市西部などを含めた広域地名の奥多摩との混同を避ける目的で区別して呼称します。 わざわざ区別する理由は奥多摩の地形と交通網にあります。 標高1,000m近い尾根が東西に伸びる奥多摩では南北の移動に困難を伴いがちです。 東側に位置する東京都心部に接続する交通網が発達しているという事情もあり、氷川や小河内 (奥多摩湖) であれば青梅、檜原であれば武蔵五日市や日の出といった具合に東西移動を前提として訪問を考える事が基本になります。

圧倒的な大きさで非日常感を感じさせるのは小河内ダムですが、そこから下流にある多摩川の上流も水の透明度や渓谷美が楽しめる魅力の多い土地です。 JR鳩ノ巣駅から至近の距離にあり、川原に降りようとしない限りにおいては気軽に登山の醍醐味 (絶景) を楽しむ事ができます。 さらに下流に向かえばカヤッキング、上流に向かえば登山が楽しめるので、新しい趣味に目覚めそうです。 訪問にあたっての注意点は登山と変わるところはありません。 ツキノワグマの生息地で奥多摩駅前どころか青梅でも目撃例があります。 急峻な山が多く落石や滑落には細心の注意が求められます。装備もなしに不用意に沢に近づくのは非常に危険です (いつ増水するかも分かりません) 。 また気温や直射日光から常に熱中症の危険を伴いますので、常に水分と糖分を補給ができるようにしっかりと事前準備を怠らない事が必要となります。 入念な準備と安全に対する心掛けは要求されますが、首都圏の他のどこにもない荘厳な雰囲気を持つ山々や渓谷は一見の価値があります。 東京の自然という趣を持つ高尾の森、人里の身近にある山林を感じられる檜原や秋川の森と比較しても、奥行きや迫力を全身で感じる事ができる点が異なります。 そして、その魅力を最も楽しめる季節は夏だと私は考えます。 日原の鍾乳洞も、氷川の清流も、古里の渓谷も暑い夏だからこそ、その涼しさが際立ちます。

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