自転車趣味を持ちながら東京に適応する試行錯誤
東京暮らしと自転車趣味は相性が良くありません。
都心から 100km 以上も延々と続く広大な市街地、狭小で曲がりくねった道路、溢れかえる路上駐車に、一極集中で年々悪化するばかりの過密化。
自転車乗りにとって最悪の場所と形容されることも少くなく、せっかく運動不足解消のために自転車に乗り始めた人が諦めて辞めていく姿を何度も目にしてきました。
私の周囲でも3年以上も継続して乗り続けている (趣味で1ヶ月に300km以上も走行する) 人は、次のいずれかのパターンに限られています。
- 荒川などのサイクリングロードの近くに住んでいる
- 早朝の限られた時間にのみ自転車に乗っている
- 輪行などにより東京から離れた場所に移動して自転車に乗っている
- 東京から離れた場所へと住居を移している
信号ストップの本当の問題
多くの人が口にするのは、ブレーキを掛けることがストレスになると言う意見。 私も信号停止が何よりも嫌いなので、信号そのものがストレスの原因と捉えていた時期もありました。 ところがジョギングを始めて同じ道を走り続けているうちに徐々に考え方が変わりました。 自転車でも徒歩 (ジョギング) でも同じ道を走れば、似たような頻度で信号に止められます。信号による急制動で体に掛かる衝撃は、低速で走る自転車よりもジョギングの方が比較にならないほど大きいです。 それにも拘らず、ジョギング中は信号停止にストレスを感じることは、ほとんどありません。 どうしてなのだろうと改めて考え直してみると、自転車走行と比較してジョギング中は衝突の危険性が圧倒的に少ないこと気がつきました。
錦帯橋
岩国を縦貫する国道188号線 (※ 立石交差点より北側は国道2号線 )
春日大社
高の原駅前 (平城・相楽ニュータウンの入口)
しかし、移住する際には自分だけでなく仕事 (顧客) も一緒に東京から離さない限り、結局は東京に引き寄せられてしまうのが難しいところです。 私も学生時は京都の東山に住んでいたのですが、その際にパートタイムで (最適化や分散処理など若干の専門知識の必要な) プログラムを書いていたことから、毎週、鉄路で東京の港区まで 1,000km 往復するという悪夢のような生活を送る事態に陥ったことがあります。 その事も遠因となって、徒歩移動で生活を完結できる現在の住居へと至るわけですが、それはまた別の話。 現実的に東京の経済圏から独立しようと考えるのであれば、東京以外の三大都市圏である大阪、名古屋、または地方中枢都市が最有力候補となります (前述の岩国は広島都市圏、奈良や相楽郡は大阪都市圏です)。 とは言え、現在はその大阪圏や名古屋圏ですら首都圏に対して人口転出超過になっているので、それも年々難しくなっていっているのが困ったところ。 無事に東京の経済圏から独立したり、人事異動で地方転勤できれば良いのですが、そうでない場合は移住した後でも東京中心の生活に戻ってしまう可能性は避けられません。 もはや海外を目指した方が良い気分にもなりますが、1シーズンだけなら最高の気候だと断言できる場所は多々あるものの、年中を通しての降雨量、極度の低温、高温、乾燥、風塵、大気汚染、積雪や路面凍結、路面舗装の有無、そして自転車道の整備具合などを考えると自転車趣味だけの為に移住したいと思える場所は、あまり思い浮かびません。 多くの場合は冬季に除雪が行き届いていれば問題ないのですが、それを自転車道まで実現できているのは、私の知る限りでは 平地国家 デンマークの都市部のみです。
2月の Koebenhavn
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