買うか買わないかを1年ぐらい悩み続けて、トースタオーブンを購入しました。そして思いました。もっと早くに購入しておけばよかったと。
躊躇していた理由は単純に荷物を増やしたくなかったからです。
幼少の頃から引っ越しを繰り返してきたので、大型の家電製品や家具を増やすことに私は心理的な抵抗を覚えます。
自宅にある本棚も机もすべてMDFの使い捨てです。車一台の荷台に収まらないので冷蔵庫を購入したのは僅か数年前。洗濯機に至っては他人と共有していないことに違和感を感じます。
さすがに印刷できなかったり、GPUを使って計算できないのは不便なので、プリンタとデスクトップパソコンだけは購入しましたが、そもそも長期出張で自宅に帰らないので活用できているとは言い難い状況です。
生活環境を考えると荷物はスーツケース2つに収まるぐらいの方が良いですし、家電製品は電圧変換器が付属しているもの以外は持っていても仕方がない気がします。
そうは言っても健康で文化的な生活を送るため、オーブンまたは炊飯器のどちらか一つぐらいは欲しいと考え、使用頻度が高くなりそうなオーブンの方を選択しました。
オーブンに対するこだわりは特に無いので、どれを選んでも良いところです。せっかくの機会なのでこちらに決めました。
象印 オーブントースター マットブラック ET-GM30-BZ
このオーブンの大事なところは次の3点です。
すなわち、高さと奥行きが大きいこと、内部の温度を指定できること、そして、離散的に加熱時間を選択できることです。
この3点だけを意識して深く考えずに決めましたが、とても使いやすいです。
ちなみに1点目と2点目は冷凍のライ麦パンやチーズケーキを焼きたいので意識しました。3点目は私が個人的にダイアルが嫌いだからです。
このオーブンではボタンを押すと30秒単位で加熱時間を指定できます。一応はトースト・ピザ、冷凍、手作りパンなどのプリセットも用意されており、これらの機能も実用できなくもありません (私の用途では加熱がやや物足りない感じになります)。
パン粉が溜まって汚れたら下部のプレートを引き抜けば清掃できますし、扉も外せるので分解も容易です。
購入前には使用せずに無駄になることを危惧していましたが、今では1日に2回では飽き足らず、職場や出張にも持っていきたいぐらいに重宝しています。
あとは山羊乳と青カビのチーズに 適当なアルコール 香りの強いアールグレイまたは雪印コーヒーさえあれば完璧です。
