運動不足解消のためロードバイクを購入したのですが、雨に弱いクロモリフレームや革サドルを使っている事もあり、毎日、乗れない事が不満でした。
その不満を解消すべく、今年の春、通販でMINOURAのMOZ ROLLERを購入しました。
MINOURA(ミノウラ) MOZ-ROLLER 3本ローラー チタンカラー
素人がいきなり3本ローラーに乗る事は可能です
練習用の室内ローラーの入門に用いられるのは、一般的には固定ローラーだと思われますが、
MINOURA(ミノウラ) LR340 LiveRide 固定式サイクルトレーナー
モデルによってはフレームに取り付ける必要がある、いずれ3本ローラーも欲しくなる等の意見を聞いて、最初から3本ローラーを購入する事にしました。
最終的な判断の基準になったのは、3本ローラーに乗った人の体験談や練習中のビデオを見て、自分にもできると思った事です。
私の場合、京都でロードバイクを購入し、その後、東京に転居してしまった為、周囲にアドバイスをくれる人がいませんでした。
しかし、見よう見まねでも、当日中には乗れるようになりました。
3本ローラーと一緒に必要な物
ローラー台単体でも乗る事はできますが、練習は単調で目的を見失いがちになるので、継続する為にはスピード・ケイデンスセンサーと扇風機、ヨガマットだけは用意しておいた方が良いと思いました。
キャットアイ(CAT EYE) ISC-12 [Bluetooth SMART] スピード&ケイデンスセンサー
BlueTooth対応のセンサーさえあれば、Runtastic Proやwahoo Fitnessといったスマートフォンアプリと接続させて、現在の時速や走行距離を計測、表示する事ができるので、サイクリング・コンピュータは無くても何とかなります。
扇風機とヨガマットは汗対策です。ローラー台に乗っている時は、たくさん汗をかきますので、エアコンの送風だけでは間に合いません。
初めは扇風機は使ってませんでしたが、距離が伸びるに連れ、体の中に熱が籠もるのが苦しくなってきます。
ヨガマットは振動や騒音対策を意図して敷きましたが、あまり効果があるようには思えませんでした。
汗対策に敷いたままにしてます。
メリットとデメリット
天候に無関係という点を意識して購入した3本ローラーですが、使っているうちに思わぬメリットがある事に気がつきました。
まず、ローラー台は時間あたりの練習効率がとても良いです。
公道では信号ストップの他、急停止や減速、再加速が必要となる要因がたくさんあり、走行時間も停止時間も長くなります。
ローラー台では一度も停止する事無く漕ぎ続けなければならない為、15分もあれば10kmの距離を走る事が可能です。
体重が軽い人でも1時間も走れば、400Kcalぐらいは消費できますので、ダイエット目的にも使えそうですね。
次に漕ぎ続けなければならない為、ペダリングやフォームが自然と矯正されます。
レースに出るようなサイクリストの方は、こちらの方が第一の目的かもしれません。
鏡やビデオカメラを使えば自分のライディングフォームも確認できますし、ビンディングシューズの位置を微調整する為に乗る事もあります。
最後に走行距離やペースが感覚的に把握できるようになりました。
これは3本ローラーよりもスピードセンサーによるところが大きいのでしょうが、毎日、一定の距離を走る事で、このペースで走ればどのくらいの時間で何kmぐらい走れるだろうというのが予測できるようになります。
外出時でも後どれくらいの時間で目的地まで到達できるのか目安がつけやすくなります。
デメリットとしては、外に出るのが億劫になります。
単純な距離だけを見るなら、外に出て走る方が何倍も時間がかかりますし、事故や降雨の可能性もあります。
また、実感として、外出時に忘れ物が多くなりました。
ローラー台ではグローブもヘルメットも使いませんし、ツール缶やライトも外しますので、同じ感覚で外に出るとグローブやサイクルキャップなどを忘れます。
これは環境にもよるのかもしれませんが、部屋が汗臭くなるような気もします。
あくまで感覚ですが。