台湾への飛行機輪行用に購入した エイカー バイクポーター スマートサイズ に、ロードバイクを解体して収納してみました。
結論から述べると収納自体は大変な作業ですが、多くの国際線の持ち込み規定サイズである 203cm ギリギリの大きさにも関わらず、自転車以外の荷物を一緒に詰め込める余裕は大いにあります。
ビンディングシューズとヘルメットと小さな工具ぐらいなら、空いている隙間に難なく押し込めるでしょう。
言い換えると、それだけ自転車が嵩張るという事ですね。
バイクポーターへの収納には、まずハンドルとペダルを取り外す必要があります。
横幅が狭いのでハンドルとペダルを外さなければ、ホイールを一緒に収納する事ができなくなります。
横幅の余裕は全くありませんので、ホイールに付属するクイックレリーズも外しておかないと収納が厳しくなります。
ペダルとレリーズを外し終えたら、取り敢えず、ハンドルは後回しにして、シートクランプのネジを緩めます。
シートポストが伸びたままになっていると、フタを閉められなくなる為です。
クランプからネジが外れない程度に緩めて、シートポストを一番下まで下げます。
ハンドルはバーのみを外す方法でも問題なさそうですが、私はステムのネジを緩めて引き抜く事にしました。
引き抜いたらブレーキ/シフトケーブルに気をつけながら、トップチューブと並行になるようにバイクポーターの床にハンドルを置きます。
この時、ハンドルをフォークと並行に入れたくなるのが人情ですが、そうするとホイールを入れるスペースがなくなって後ほど苦労しますので、先にハンドルから収納するのが正解です。
フォークと並行の向きにハンドルを収納するとホイールが入りません
ハンドルを底面に寝かせるとホイールを入れる隙間ができます
うまくフレームが収納できたら、その左右にホイールを収納します。
横幅がかなり苦しいので試行錯誤が必要です。
何とかスプロケットを付けたまま収納する事ができましたが、横幅が外箱に接触しています。
縦の方は余裕があるので、このスペースに衣類などを収納できますね。
取扱説明書にはバンドなどでホイールとフレームを固定するように指示がありますが、バンドは付属していませんし、何より面倒なので好きではありません。
100円ショップで緩衝材かタオルでも購入しようかと思っていたところ、ラグマットなるものがあったので、緩衝材代わりに使用します。
輪行時に暴れるのはホイールとチェーンなので、ホイールとチェーンがフレームと干渉するところにラグマットを押し込みます。
これで収納は完了ですが、隙間のスペースは結構ありますね。
ビンディングシューズとヘルメットを入れて、まだ空きがあります。
勿体ないので大型のサドルバッグに予備タイヤや予備チューブ、清掃用具などを詰めて、空きスペースにクッション代わりに入れて置くことにします。