しまなみ海道一望!高見山ヒルクライム

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しまなみ海道のヒルクライムスポットとして名高いのは亀老山ですが、新幹線輪行で尾道側から出発するローディーにはアクセスがやや困難という問題があります。

亀老山の位置する大島は、しまなみ海道でも最も南側、四国のすぐ隣という立地です。しまなみ海道は景色と道は最高ですが、街灯や照明は期待できないので基本的には日中の明るい時間帯しか走る事ができません。

しかし、東京から新幹線で向かう場合、どうしても尾道からの出発は午前11時前後となってしまいます。1日でしまなみ海道を往復する事を諦めて今治付近に一泊する事を検討しない限り、経路に含めるには (日照) 時間的な制約から厳しいものがあるのです。




週末の一泊二日のうちに海道を往復して、なおかつ、無理なく東京に帰還できる手頃な 激坂 絶景スポットはないものかと地図上の等高線を眺めていると本州の対岸にある向島に高見山という目標が見つかります。

向島町立花の海岸沿いの交差点から始まり、距離3.0km 平均斜度9.0% という危険な臭いがするスペックが目に飛び込んできます。


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地元の食堂の方の話では、晴れていれば四国まで一望できる程の展望の良い場所のようです。しかし、自転車乗りには余り知られていないのか、検索してもあまり情報が見つかりません。

どうせならば、あまり訪れる人のいない向島の東側を回ってアクセスしようという事で、尾道からフェリーで向島に到着して早々にしまなみ海道ルートを外れて東海岸を目指します。

潮風の心地よい海岸沿いを走り続けて南端まで来ると交差点が見えてきます。ここが高見山の入り口です。


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しまなみ海道ルートの西海岸回りには県道376号と377号の交差する青看板があるのですが、東回りから来ると何の目印もないので容易に見落とします。

因島大橋が見えてしまうところまで進むと行き過ぎです。

交差点を曲がって376号線に入ると、いきなり酷い上り坂が始まります。


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ガーミン計測で斜度11.3%と表示されますが、昨日、しまなみ海道を往復したばっかりで疲れているので、今回は脚さえ着かなければ何でもいいやと脱力しながら緩々と登ります。

この坂を越えて「高見山」という案内看板に従って交差点を曲がってからが本当の高見山です。交差点直後から既に9%、10%の上り坂が続きます。ヘアピンカーブを越えて次のカーブを曲がると下りがあります。この下りの後が非常に辛く、ひたすら登り続ける狭い道が続きます。

展望は徐々に良くなっていきますが斜度がきつく13%や15%という数字が平気で出て来るようになります。さらに路面もところどころ荒れているので、気をつけていないとハンドルを取られそうになります。

時折、残り1km、450mといった距離を表示する看板が出てきますが、「あと少し」というよりも「まだ続くのかよ」という感想しか出てこないぐらい長く感じる上りが連続します。


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体感では山梨県の今川峠や八王子の和田峠よりもずっとキツい峠を登りきると展望施設が見えてきます。ここからは尾道市街はもちろん、四国や福山方面まで見渡せるので、登りきった満足度としては十分です。

しかし展望台と御手洗しかないので飲み物の補給は期待できません。私はボトルを忘れて飲料の補給ができなかったので、大変、辛い思いをする事になりました。



ここからは先ほど省略した向島の東海岸の様子を少し。しまなみ海道ではないので、経路を示す路上の青線は引かれていません。

北岸の方は市街化されておりコンビニもありますが、自動車の交通量が多く不快です。

東端から南下する海岸沿いでは車も一気に少なくなります。自転車は元より殆どいません。時折、不意に浜辺の方から飛び出して来る釣り人にだけ注意が必要です。


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予定では向島を一周した後、因島東岸の因島水軍スカイラインと奥山ダムを巡ってから東京に帰還するはずでしたが、私が寝坊したためにタイムアップとなりました。

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