「SONY のカメラは雨に強い」に賛同

私は自転車に乗ったり、山に登ったりすることが好きです。そして、仕事の都合により海外に訪れることも頻繁にあります。

滞在期間が長くなる場合、私物の一部として自転車や登山靴とカメラを一緒に持ち出して、現地で休日を謳歌することが最大の楽しみとなります。

そうすると稀に想定外の降雨に見舞われて、防水のはずの登山リュックごとカメラが水浸しになることもあります。

水浸しになると、カメラの電源を OFF にした状態でも本体が起動したり、リングやスイッチが砂を噛んだように動作が渋くなります。

経験上、とくに危ないのは赤道周辺と亜熱帯の高山です。天気予報が本当に当てになりません。10km 離れたぐらいで天候に雲泥の差があったり、分水嶺を挟んで天気が変わったりします。

「これは・・・・」と思った時には、雨避けになるものが何も見つからず、手遅れであることも少なくありません。

そうして台湾とベトナムで2回水没、さらにバイエルンアルプスで結露させて、3回も漏電させているにも拘わらず、私の α はまったく壊れる気配がありません。

6年ほど継続使用してきた実体験として SONY のミラーレスカメラは、そんなに壊れやすくはないと感じています。

絶対に大丈夫だと断言したり、同じ環境で使用することを推奨するつもりは一切ありませんけれども、これぐらいの水なら(私が体験してきた限り3回までは)問題なく動作するのではないかともし尋ねられた場合には心から同意します。

これだけ浸水させる頻度が高いなら、堅牢性で有名な PENTAX や防塵防滴性能の高い OLYMPUS も併用したほうが良いのではないかと何度か検討したこともありますけど、漏電しているバッテリーを外して、完全に乾燥させてから起動してみると普通に使えてしまう。

壊れたら買い換えようと考えていても、いつまで使い続けていても壊れる気配がない。

そうして 20 ヶ月ほどの間に再び浸水させたにも拘わらず、問題なく動き続けている。

悪天候のなかで撮影し続けるような使い方をしないなら、SONY のままでも良いのではないかと思えて今に至ります。




こういうの全て α7 II とか α7R III とか α6000 とか NEX-5T を使って撮影してますからね(レンズは SIGMA や Batis が多いです)。

休日の時間を贅沢に使って、じっくりと構図を考えながらというよりも、移動中に遭遇した光景を残しておく用途で使用することが多いので雨や雪などは気にしていません。

移動時間が長く、滞在時間が限られており、しかも、ほぼいつも手荷物が多いので、気にしていると撮影機会がなくなってしまうという事情もあります。

撮影旅行に出かけているわけではないので、衣類も防寒着や防水服ではなく普段着を着用しています。そのため三脚を構えて同じところに何分間も滞在していられないことも少なくないです。

今年の2月などは平地の都市部で昼間から気温 -7℃ なんて日もありました。午後から雪嵐になって日没後は -10℃ を下回りました。


こんな気温や天候では、普段着のまま構図を練って、三脚を設置してなんて不可能です。しかし、こんな気温や天候でも α7R III は普通に使えていました。

HTC の携帯電話は外出してわずか15分でバッテリーが 0% になりましたし、私のほうが寒さで音を上げても、 α は普通に動いていたので「使えるものなんだなあ」とあらためて思いました。

そのまま暖かい室内に逃げ込むと結露が生じるんですけどね。

防塵防滴に配慮した設計の詳細は分かりかねますが、濡らせば漏電しますし、ボタンやレバーなどの感触で過去に浸水したことがあるか分かるぐらいの影響は出ます。

しかし、私の経験している限りでは機械として、機能を損なうこと無く動き続けますし、今までのところ壊れる気配すらありません。相性の問題なのか SONY のカメラは壊れたことがないです。

個人的には「SONY のカメラは雨に強い」という意見に賛同します。

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