陣馬高原ライド125km・ちょっと和田峠まで行ってきた

ロードバイクで新宿追分を出発し、百草園に寄り道しつつ、高尾にやってきました。

東京霊園を抜けて川原宿交差点から陣馬街道に入ると、交通量も少なくなり、田園風景が広がって楽しくなってきました。


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夕やけ小やけふれあいの里

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ミツバチや蝶、鳥などが至近距離を掠めていきました。

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北浅川の清流。川底まで見渡せます。


ロードバイクの楽しさは、こういうところに来ないと実感できないような気がします。

美しい光景を自分一人で独占しながら好きなペースで自由に走るのは何よりも楽しいです。

都心部で通勤の為だけに使っているのは余りにも勿体無い。

私が山にばかり行く理由がそれです。


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多摩森林科学園の桜


都民の森は檜原村の幹線道路らしく、片側1車線の広めの道路が奥多摩周遊道路まで続いています。

和田峠の方は、入り口まで来ると如何にも旧街道然とした狭く、うねった道になります。

車が通る為ではなく、人が歩くための道ですね。


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上恩方町の集落


さて、次はいよいよ和田峠に登ります

陣馬高原ライド125km・和田峠に行くついでに百草園に登ってきた

今日の檜原村の天気予報は日中は曇り、早朝と夕方以降は雨の予報だったので、雨雲の掛かっていない八王子の陣馬山方面に行くことにしました。


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出発地点は新宿駅東南口の4丁目交差点です。


夜から人に会う用事があるので麓の八王子まで輪行で行く事も考えました。

しかし元より輪行が大嫌いで、最近の出来事などを思い出すと気分が悪くなって来たので、輪行袋を投げ捨てて自走で行くことにしました。

そもそも要らないだろこんな袋

経路となる甲州街道は、走りにくくてストレスが溜まるので好きではありません。

今回は日曜日の早朝という条件が幸いして交通量が少なかった為、わずか1時間後には調布の多摩川サイクリングロードに到着してしまいました。


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多摩川サイクリングロード


交差点の度に左折車の渋滞に巻き込まれたり、街路樹の枝刈り、路上駐車等で車道が塞がれて流れが悪くなったりするので、いつもなら調布市に到着するまでに1時間程度は掛かるものです。

道を塞いでいる違法駐車がいないと、こんなにも早く到着するものなのですね。

サイクリングロードを遡って調布市から府中市に入り、府中四谷橋という橋沿いに多摩川を越えた後、右手側に曲がると京王線の百草園という駅があります。

この駅にさえ辿り着ければ、後は案内用の看板に従っていけば、百草園に行く事ができます。


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京王線百草園駅

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案内看板に…

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えっ?

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え、ええ?


( ゚д゚) ・・・という感じで登っていきます。

実は京王百草園(正式名称)は七生丘陵と呼ばれる立派なハイキングコースの一部で、多摩地区では有名な坂なのだとか。

わざわざ新宿から行く価値があるのかは微妙ですが、こんな傾斜のおかしい坂を(自転車で登って)見たのは初めてです。


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立て掛けると重力に引きづられて落ちていくので、標識に引っ掛けています。


この辺りまで登り切れば百草園はもう直ぐそこです。

ここで、あまりの坂の傾斜に、4回ほど前輪が宙に浮きました。

そのうちの1回で、運悪く後輪がスリップ。右側に転倒しました。


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この辺りが非常に危険です


登り切ると端から眺めていた散歩中のおじいさんが「凄いね。自転車」と褒めてくださりました。

自転車を褒められたのか、こんなところに登ってくるアホさ加減を褒められたのか良く分かりませんでしたが、ありがとうございます。


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百草園入り口


京王電鉄の観光地とは言え、朝から近隣にお邪魔して申し訳ありませんでした。

ミーハーなので、一度は観光してみたかったのです。

その後は高幡不動尊の前を通過して、今週は無事に高尾に到着しました。


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高幡不動尊・金剛寺


和田峠編に続く

ロードバイクを2台も買った理由と運用方法

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RALEIGH CRN: ブレーキやハンドル、サドル等を交換しています。

現在、私は2台のロードバイクを所有しています。クロモリと呼ばれるスチールバイクのRALEIGH CRNとカーボンバイクのFELT F7です。

1台目のRALEIGH CRNは、趣味の写真撮影を目的としたポタリングやロングライドに便利な自転車を探していた際、立ち寄った店舗に丁度いいサイズの在庫があった為に購入したものです。

前記事に書きました通り、元々、ロードバイクが欲しかった訳ではありませんでした。

クロスバイクでも特に支障はなかったと思いますが、当初はランドナーやスポルティーフを検討していた為に、この選択に落ち着きました。




街乗りに便利なように補助ブレーキレバーや泥除けの導入を検討したり、大きめのサドルバッグを付けたり外したり、色々な試行錯誤を繰り返したのもこの自転車です。

現在は小さなサドルバッグを付けて郊外の周遊に出かける他は、専ら3本ローラーでのトレーニングに使用しています。

そのうち、ブルベに参加するようになれば、また大きく形が変わるかもしれません。


Indoor bike rollers
3本ローラーは基本的に敷きっぱなしです


FELT F7は走る事自体を目的として購入したもので、言って見ればより「実用性」の低い、(ロードバイク) 趣味に偏った自転車です。

友人に連れられてセンチュリーライド等のイベントに参加していくうちに、有名な観光地やレストランを目指すより、ロングライドやヒルクライムそのものに楽しさを覚えるようになりました。

そうなると通常はホイール交換や軽量化などを考えるものですが、遠方への散歩や写真撮影の「実用性」を目指したRALEIGH CRNとは方向性が大きく異なるので、思い切ってもう1台購入する事にしました。


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FELT F7: コンポーネントはULTEGRAに換装してあります


直ぐに購入を決めた訳ではありません。ホイールやプーリーのみを交換する方法から、軽量化などの可能性を検討し、2台目の購入を考えるようになってからも車種をどうするかについて数ヶ月ほど悩む事になりました。

結論として、結果には大満足です。

ヒルクライムに向かう為の輪行も重量的に非常に楽になり、(都市部に住んでいるので) 躊躇していたSPD-SLのビンディングペダルも気兼ねなく導入する事ができました。何より軽快なので走っている時の楽しさが全く違います。

室内保管していると確かにスペースを取りますし、邪魔になる時もあります。

レースに出るわけでもないのに2台も必要ないのではないかとも考えましたが、実際に購入してみると3本ローラー使用時と外出時で装備品を交換する手間などが省け、時間が節約できるため、これはこれで有りかと思うようになりました。

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