10月4日に柳井市で開催された サザンセト・ロングライドinやまぐち に参加してきました。
関東から遠征する人もあまりいないと思うので、気づいたことを箇条書きしておきます。
関連: 2016年大会についてはこちら
会場へのアクセス(行き)
柳井市は岩国空港、または、山口宇部空港から行けます。
岩国空港は、山陽本線の岩国駅に近く、飛行機の到着時間に合わせて連絡バスが運行されているため、アクセスは悪くありません。
山陽本線も広島、新山口、下関(門司)を繋ぐ幹線のため、適度に本数もあります。
ただ一つ障害となり得るのは岩国空港の発着便で、朝2本、夕方2本の計4本しかなく、行き先も羽田のみです。
この点を考慮すると、岩国よりも更に70kmほど離れますが、山口宇部空港の方が発着便も航空会社の選択も多いので便利かもしれません。
当日は午前5:00頃に柳井ウェルネスパーク集合なので、必然的に前日に柳井市入りして一泊する事になります。
会場へのアクセス(帰り)
大会での最大の懸案事項がイベント後の帰宅でした。
事前に公表されていた情報では大会終了が18:00、岩国空港の羽田行き最終便の出発時刻は18:50です。
公式アクセス経路で紹介されている岩国空港を利用した経路の場合、以下のようなルートを辿ることになります(所要時間は公式ページ準拠)。
会場 -車で10分-> 柳井駅 -JR山陽本線/34分-> 岩国駅 -バス/12分-> 岩国空港
待ち時間を考慮しなくても間に合わないのですが、本当にアクセスルートの検証をしているんでしょうかね。
私の場合、当日の帰宅を諦めて岩国に一泊する予定で準備しましたが、大会参加後の感想を述べると、早めに完走する自信がある方の場合、最終便に間に合わせる事も不可能ではないと思われました。
完走後は大会終了時刻まで会場に留まる必要はないためです。
制限時間
アクセスの他に、大会参加前に気掛かりとなっていたのは制限時間です。
本大会は各エイドステーション(AS)ごとに通過制限時間が設定されています。
事前に読んだ過去の大会参加者のブログを読むと、なかなか制限時間が厳しそうで、クリアできるか少し不安でした。
何しろコースは総獲得標高が2,500mを超えるアップダウンの連続です。
会場のウェルネスパークからして、会場駐車場から114mも登らないと辿り着けない丘の上にあります。
皇居外周の紀伊国坂で満足してるような関東平野の人間は、スタートも遅らせて抜かれる時に邪魔にならないようにという事ばかり考えていましたが、地元の友人に連れられて場違いな前方からスタートを切りました。
それから、24.3km離れたASまで累計481mほど登りましたが、平均時速21.5km/hで到着する迄に抜かれるどころか、登りで集団を置いてくる事になりました。
登りは皆遅くなるんだなと妙な安心感を覚えたものです。
それから第二AS、山道オレンジロード、第三ASを超えて、柳井市の第四ASまで帰ってくる頃には、一つ手前のASの制限時間よりも早く到着するぐらい時間に余裕ができてました。
登りは遅くても下りは恐ろしくスピードが出るので、トータルで見ると登り坂の続くオレンジロードを含む24.6kmの区間でも平均時速18.1km/hも出ていました。
装備
飛行機での輪行を考慮してクロモリのRaleigh Carlton Nで臨みました。
160km走りきる事を考慮して、予備のチューブ2本、テールランプ、ライト2本、タイヤレバー、ミッシングリンク、USBポータブル電源、アーレンレンチのセットに、ハンドポンプのロードモーフを携帯していきました。
Brooksの革サドルと着脱式のペダルと合わせて、合計の車重はクロスバイク並みの約14kg。
ブレーキは105で、なおかつ、最新のブレーキパッドに換装していきましたが、これは大正解でした。
逆に当日は天気が良かったため、ライトは2本も必要ありませんでした。
あれば良かったかなと思ったのは、携帯用のバイクスタンドです。
同じ集団の中には、道中の山頂付近で自転車を止めて記念撮影をしている人もちらほら見かけました。