ランニングでも、サイクリングでも、ゴルフでも、もっともパフォーマンスに影響するのは適切なウェアというのが私の持論です。
次点はシューズ。道具は長く使うのであれば良いもののほうが快適ですが、エントリーグレードだからといって悪いわけではありません。
投資する順序としては動きやすさと体温調節に直接的に影響するウェアのほうが重要だと私は考えています。
アームカバーは夏場に日焼け防止と体温調節の役割を果たします。
特徴的なのは有害な紫外線をカットすると同時に肌を冷却する効果があることです。
薄手の長袖ジャージがどちらかというと保温機能を有しているのに対して、アームカバーは風に当たるとひんやりと冷たさを感じさせます。
気温が 20℃ を下回っているときは薄手の長袖ジャージの方が快適ですが、それ以上になると運動中にやや蒸し暑さを感じるようになります。
そんなときは半袖ジャージにアームカバーを組み合わせると調度良いです。
反対に気温 25℃ 未満で風当たりが良い環境では、アームカバーを使用しているとやや寒さを感じるかもしれません。
そんなアームカバーでも気温が 30℃ を超えているとあまり冷却効果は期待できません。風を当てても、なんとなく涼しい気はすると言う程度になります。
薄手の長袖シャツでは熱気が籠もって暑いので、これぐらいの気温では純粋に日焼け止め効果を期待して使用することになります。
サイズ感はやや長めです。カタログ値で判断すると短く感じるかもしれませんが、半袖シャツやジャージと組み合わせて使用するため、手首のあたりまで届く長さになります。ランニングウォッチを使用していると干渉することがあります。
基本的には手首を基準にして長さで合わせるか、二の腕を基準にして太さで合わせるかのどちらかになります。
締め付けはあまり強くはありませんが、大きさを広げるのは少し苦労するかもしれません。あまり広げすぎると固定力が落ちてずり下がってくるおそれがあるため、耐久性を考慮すると妥当なところかと思われます。
質量は軽めの腕時計と同じくらいなので、ランニングなどの激しいスポーツで使用する場合、気になる人は気になるかもしれません。
個人的には日焼けのほうが気になるので、これぐらいの重さは許容範囲の内に入ります。
以前は早朝の日の出の時間帯にトレーニングに出かけることが多かったため、日焼け止め対策についてはあまり意識していませんでしたが、体温調節にいろいろと使える機会が多いので、もっと早く買っておけばよかったと現在では思っています。