SRAM ディスクブレーキ・パッドの寿命

ロードバイクを定期メンテナンスに預けた際、整備士の方に指摘を受けました。

ブレーキパッドがすり減っているので、ただちに交換しなくてはならないと。予想外の一言に思わず耳を疑いました。

なにしろ前回のブレーキパッド交換以後の走行距離はわずか 1,899.5km です。

直接的に路面に接するタイヤでさえ 3,000km が交換の目安になるのに、使い始めてから 2,000km も経っていないブレーキパッドが駄目になることがあるのかと。

使用しているのは価格が売りのサードパーティ製ではなく、SRAM 純正オーガニックパッド (QUIET) です。

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HUNT ホイール 50 Carbon Aero Disc SL インプレッション

HUNT 50 Aero SL を導入した理由は、そこそこ軽量で日常的に使いやすいホイールを求めていたためです。

せっかくカーボンリムを使いやすいディスクブレーキを導入したのに、ロープロファイルのアルミホイールを履かせていては雰囲気が出ません。

端的に述べると、走行性能の改善は見込んでいたものの、そこまで劇的な変化は期待していなかったわけです。

そんな細やかな期待に反して、このホイールは予想を上回る性能を見せて使用者を驚かせてくれました。

このホイール、凄いんじゃないんか。

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SRAM 実使用レポート

ロードバイクのコンポーネントと言えば、日本の SHIMANO にイタリアの Campagnolo そして米国の SRAM が3大ブランドとして有名です。

クランクセットなどの部品としては FSA や ROTOR や SR SUNTOUR なども魅力的な商品を提供していますが、ミドルグレード以上の完成車には、ほぼ確実に3大ブランドの何れかのグループセットが用いられます。

なかでも業界トップの SHIMANO は、その性能と信頼性、価格、補修部品の調達性などから圧倒的な支持を得ています。

ロードレースの本場の西欧だろうが、SRAM の拠点の北米だろうが、東南アジアだろうが SHIMANO を選んでおけば間違いないというのは世界中どこでも共通です。

SRAM を選ぶということは、その圧倒的なシェアを誇る SHIMANO の生態系から外れるということです。

12速化が定着した現在、両者のコンポーネント間で共通して用いることができるのはペダルとディスクローターぐらいで、それ以外は変速機からチェーンまで何もかもが専用品になります。

それを維持できるのかという点が SRAM を選択するにあたっての最大の懸念でした。

自転車のコンポーネントは購入して終わりではなく、定期的なメンテナンスと部品交換を必要とします。

ブレーキフルードは酸化すると性能を発揮できなくなりますし、プーリーやベアリングは摩耗します。

自転車のコンポーネントは消耗品のかたまりです。

実績のある SHIMANO であれば、どこの店舗でどの部品を取り寄せてもらえば良いのか、比較的簡単に情報を得られます。

しかし、それらの部品は SRAM のコンポーネントには適合しません。

いくら、3大ブランドの一角として徐々にシェアを拡大している SRAM とは言え、安易に選択したあとで維持し続けることが可能なのかという点については、導入前からずっと不安に感じていました。

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結論から述べると、意外となんとかなっているのが正直なところです。

というのも、メーカー純正でなければならない専用品がそれほど多くないためです。

なお、この記事の前提は 12s ディスクブレーキ eTap AXS となります。

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