陣馬高原ライド125km・和田峠に行くついでに百草園に登ってきた

今日の檜原村の天気予報は日中は曇り、早朝と夕方以降は雨の予報だったので、雨雲の掛かっていない八王子の陣馬山方面に行くことにしました。


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出発地点は新宿駅東南口の4丁目交差点です。


夜から人に会う用事があるので麓の八王子まで輪行で行く事も考えました。

しかし元より輪行が大嫌いで、最近の出来事などを思い出すと気分が悪くなって来たので、輪行袋を投げ捨てて自走で行くことにしました。

そもそも要らないだろこんな袋

経路となる甲州街道は、走りにくくてストレスが溜まるので好きではありません。

今回は日曜日の早朝という条件が幸いして交通量が少なかった為、わずか1時間後には調布の多摩川サイクリングロードに到着してしまいました。


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多摩川サイクリングロード


交差点の度に左折車の渋滞に巻き込まれたり、街路樹の枝刈り、路上駐車等で車道が塞がれて流れが悪くなったりするので、いつもなら調布市に到着するまでに1時間程度は掛かるものです。

道を塞いでいる違法駐車がいないと、こんなにも早く到着するものなのですね。

サイクリングロードを遡って調布市から府中市に入り、府中四谷橋という橋沿いに多摩川を越えた後、右手側に曲がると京王線の百草園という駅があります。

この駅にさえ辿り着ければ、後は案内用の看板に従っていけば、百草園に行く事ができます。


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京王線百草園駅

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案内看板に…

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えっ?

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え、ええ?


( ゚д゚) ・・・という感じで登っていきます。

実は京王百草園(正式名称)は七生丘陵と呼ばれる立派なハイキングコースの一部で、多摩地区では有名な坂なのだとか。

わざわざ新宿から行く価値があるのかは微妙ですが、こんな傾斜のおかしい坂を(自転車で登って)見たのは初めてです。


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立て掛けると重力に引きづられて落ちていくので、標識に引っ掛けています。


この辺りまで登り切れば百草園はもう直ぐそこです。

ここで、あまりの坂の傾斜に、4回ほど前輪が宙に浮きました。

そのうちの1回で、運悪く後輪がスリップ。右側に転倒しました。


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この辺りが非常に危険です


登り切ると端から眺めていた散歩中のおじいさんが「凄いね。自転車」と褒めてくださりました。

自転車を褒められたのか、こんなところに登ってくるアホさ加減を褒められたのか良く分かりませんでしたが、ありがとうございます。


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百草園入り口


京王電鉄の観光地とは言え、朝から近隣にお邪魔して申し訳ありませんでした。

ミーハーなので、一度は観光してみたかったのです。

その後は高幡不動尊の前を通過して、今週は無事に高尾に到着しました。


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高幡不動尊・金剛寺


和田峠編に続く

新宿御苑の桜は一部開花。本格的な見頃はこれからか。

昨日のDNSで山に登りたい病を発症しながら、友人に連れられて新宿御苑に行ってきました。


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朝方の天気は曇り。途中、小雨がパラついたりして嫌な感じでした。気温も昨日に比べて格段に低く、新宿三丁目界隈ではコートを着た人も見かけました。
2週間前まで満開だった梅は終わり、今では何とも寂しげな光景に(´・ω・`)


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今年は満足に梅の香りを楽しんでないです。



御苑の西北側、新宿門や日本庭園あたりでは桜が見られたものの、一部のみ開花であったり、寒桜の時期が終わりかけていたりして、このブログを見て楽しみにしていた彼女には少し申し訳ないことになってしまいました。


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途中から彼女の友人達と合流して謎の女子会が始まりました。昨今では、後輩達すらも院生になったり、社会人になったりしているので、現役の女子大生事情というのは良く分かりません。


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そもそもB3とかB4大学生の頃はヨーロッパを満喫するでもなく、実験したり、奨学金の申請書を書いたりしてた思い出しかない(´・ω・`)



取り敢えず、新宿区民のソウルフードである追分だんごをご馳走しました。気に入ってもらえたようで何より。
そうこうしてる内に午後になり天気が回復してきました。


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南東の千駄ヶ谷門の方角に行ってみると、既に開花した桜の一部が見頃になっていました。見せるものがあって良かった


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染井吉野の多くは未だに蕾の状態のままですので、満開になるのはもう少し先になりそうです。


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都内道路最高地点・都民の森から風張峠に登る

念願叶って、ようやく都民の森に行くことができました。


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早朝に見た奥多摩の天気予報は曇り。湿度は高いものの、日中の降水確率は20%以下。一方、新宿区内の天気は晴れ、きれいな青空が広がっていました。

いつもなら急な来客があるものですが、今週末は今朝になっても珍しく急用も入ってなかったので、伸び伸びとした気分でサイクリングに出かけました。

先週の失敗から今週は歌舞伎町まで自走して西武新宿駅から拝島駅まで輪行する事に決めました。

一般的にはJRの武蔵五日市駅まで輪行するようですが、私にとっては、そこに向かう際に最寄駅となる新宿駅がとても輪行しづらいので、その選択肢はあり得ません。

西武線は運賃も安い上に拝島駅までの運行本数も多く、また何より始発駅の利用者が少ないので、曜日や時間帯を選べば鉄道会社や他の乗客の邪魔にならなくて済みます。

都道7号線・拝島駅から武蔵五日市駅まで

来た事がないので、どんな所だろうと想像していましたが、普通の多摩地区でした。

三鷹や調布の東八道路や青梅街道をそのまま延長してきた感じで、舗装もきれいで、ロードサイド店も多く、信号によく止められます。

路上駐車こそそれほど多くありませんが、ここも車が多く、走りやすくはありません。

武蔵五日市駅を過ぎると車の数も減り、非常に走りやすくなるので、ここまで輪行でくる人の気持ちがよく分かりました。


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檜原街道・武蔵五日市駅から橘橋(檜原村役場)まで

五日市付近はまだまだ郊外の趣がありますが、檜原村との境界付近になると辺り一面、森林が広がります。

雰囲気はまるで箱根の登山道。初めて訪れる檜原村と相まってテンション上がりまくりでした。

檜原村役場はオシャレで、この辺りの集落はスキー場や温泉街の入口のような雰囲気がありました。はしゃぎすぎて止まる気がしなかったので、カフェせせらぎには立ち寄ってません。

橘橋(檜原村役場)から上川乗まで 

この区間が最高でした。檜原街道に並行して流れる秋川渓谷が美しく、川の流れる音が耳に心地良く、日差しも暖かいと離れるのが名残惜しいほどでした。実走時間計測の為に全力で通り過ぎましたが。

上川乗から人里まで 

この辺りはアップダウンが激しかった気がします。登っているはずなのにダウンヒルも多く、標高が下がっているのではないかと不安になりました。

橘橋は観光地の雰囲気がありましたが、上川乗や人里は普通の集落ですね。

盆地に位置する都市の郊外にあってもおかしくない、割と見慣れた光景でした。

人里から数馬まで 

正直、この区間、非常にダレました。

山間に沿って左カーブという光景がずっと続くので、有名な旧料金所はどこにあるんだ、早く出てこないかなと待ち侘びるような気持ちで走りました。

九頭竜神社の先のカーブを曲がったところで、本当にこっちで良いのか不安になり、止まって地図を確認。

目と鼻の先に奥多摩周遊道路がありましたorz

奥多摩周遊道路・都民の森へ 

有名なヘアピンカーブを登ります。

下から見上げた時の印象ほどキツくありませんでした。

斜度がきつくて脚が回らないという事はありません。登ってる途中で、初めて後ろから抜かれました。

ここまでずっと見かけるロードバイク乗りは擦れ違って降りてくる人ばかりで、「あ、自分以外にもまだ登ってくる人いたんだ」と不思議な気持ちになりました。

都民の森

坂を登っている途中に都民の森に到着します。

例えるなら、山頂の神社に向かう人のための駐車場のような感じです。

5つのハイキングコースの観光拠点、売店や食堂もあると事前情報で聞いていたので、てっきり観光バスが何台も止まれるサービスエリアのような場所を想像していました。

本当にここで良いのか二度見。ネット上でよく見かける記念碑の存在を見て、ようやく確信しました。

最後に休憩したセブンイレブンあきる野戸倉店から1時間34分29秒。平均時速16.9km/h。

まあ、初心者が普通に走ったら、こんなものですよね。

途中、輪行用のエンド金具とカメラとU字ロックとUSBモバイル電源諸々を入れたリュックが重くて腰痛になりました。

都民の森から風張峠へ

奥多摩湖が見たいんだ

せっかく、ここまで来たので、しばしの休憩の後、風張峠を目指して登ります。

途中、「浅間尾根駐車場が最高地点では?いや、これは局所最適解か?」と行ったり来たりを繰り返し、ようやく見つけました。


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ここも最高地点の割にはあっさりです。

雨の帰り道

ここまで来て引き返す途中、ポツポツと雨粒が頬に当たるようになりました。

実は写真が少ないのは、このせいです。

ところどころ、梅が満開に咲いていましたが、それどころではありません。

風張峠から随分と下ったところに都民の森があり、こんなに低かったっけ?と当惑し、後ろから追い抜いていった四駆があっという間に小さくなって下の方に見える景色に驚愕し、延々と途切れることのないダウンヒルに感動しました。


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あきる野市に入ったあたりで雨が降る気配もなくなった為、しばし、梅を撮影して自走で帰ることにしました。

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