アルミニウム合金製の自転車フレームはカーボン (CFRP) やクロモリやマンモリと言ったモリブデン鋼製のフレームよりも寿命が短いとはよく言われることです。
それに対して FRP は想定外の方向からの衝撃に弱い、鉄製フレームは自然環境で酸化して強度を低下させるので、適切なメンテナンスなしではアルミよりも寿命が短い場合もあるという意見もあり、厳密な調査データは存在しないようです。
そもそも事故や落車以外では自転車フレームはほとんど壊れることはありません。
それでも私はアルミバイクが好きではありません。
原因の一つには幼少の頃に目にした材料工学系の雑誌が適切な用途外に濫用されているアルミニウム合金に軒並み批判的だった影響を無意識に受けている可能性もないとは言い切れません。
しかし、それを差し置いても、自分の自転車を乗車中に破断させた経験が理由としては大きいです。



