SRAM ディスクブレーキ・パッドの寿命

ロードバイクを定期メンテナンスに預けた際、整備士の方に指摘を受けました。

ブレーキパッドがすり減っているので、ただちに交換しなくてはならないと。予想外の一言に思わず耳を疑いました。

なにしろ前回のブレーキパッド交換以後の走行距離はわずか 1,899.5km です。

直接的に路面に接するタイヤでさえ 3,000km が交換の目安になるのに、使い始めてから 2,000km も経っていないブレーキパッドが駄目になることがあるのかと。

使用しているのは価格が売りのサードパーティ製ではなく、SRAM 純正オーガニックパッド (QUIET) です。

Continue reading “SRAM ディスクブレーキ・パッドの寿命”

ロードバイク用ディスクブレーキは交換して良いか

ロードバイクにディスクブレーキが搭載されるようになってから、ブレーキパーツのカスタマイズも議論されるようになりました。

業界最大手でデファクトスタンダードとなっている SHIMANO では、走行性能を重視した軽量薄型のディスクローターを搭載しています。それを実現するための独自の放熱機構などかなり攻めた設計を追求しているのが特徴です。

一方でカスタマイズに用いられる互換製品は、より高い耐久性や音鳴り(熱膨張)の少なさ、悪天候時における安定した制動力、運用コストの低さなどの別の面で優位性を確立しているものが多い印象です。

こうした互換製品を使用したくなった場合、思わぬ問題点が生じることがあります。

もちろん互換製品なので、使えるか使えないかで言えば、規格やクリアランス的には多くの製品が使用可能です。

ところがそのまま部品を外して交換すれば良いかと言えば、そう簡単にはいかない場合があります。

問題になるのはローターとパッドの多様性です。

Continue reading “ロードバイク用ディスクブレーキは交換して良いか”

Continental タイヤ GRAND PRIX 4-SEASON

Continental Grand Prix 4 Season を使い続けて5年近くが経過しました。累積の走行距離は 40,000km 近くになります。

それだけ何も考えずにこのタイヤを使い続けてきたので、自分には正当にタイヤを評価することはできないと思っていました。

何が良かったのかと言えば、入手性、価格、耐久性、グリップのバランスがとても良かったのです。私の使い方ですと林道のような荒れた舗装路を登って、急斜面ながら道幅の広い下り坂をひたすら降ります。

求めるものは落石や道路の陥没でサイドカットしないだけの強度と高速のコーナリングできちんとグリップするタイヤでした。

Continue reading “Continental タイヤ GRAND PRIX 4-SEASON”