服に着いた自転車のチェーン油の汚れ対策シリーズの第2回目です。
自転車を輪行袋に収納する際などに、いつの間にか服に付着しているチェーン油の黒いシミ。こいつを市販の洗濯用品で何とかできないかという趣旨になります。
第1回目「シミ取りレスキュー」についてはこちらをご参照ください。
使い方は手洗い用の石鹸と同じように直感的です。
まず汚れた衣類を水に浸け、汚れ部分にこの洗濯用複合石鹸を塗って、その後、浸け置きするか揉み洗いした後、通常の洗濯機で洗濯するとされています。
用途は汗、泥、血痕、醤油、鉱物油等となっており、チェーン油による汚れ以外も一緒に落とせるようです。
試しに温水に浸しながら付着したばかりのチェーン油のシミを擦ってみると…
おお、シミが消えた!
「プロの汚れ落し」は自転車のチェーン油にも使えました。
昨日、今日に付着したようなシミなら十分に落としたり、薄く目立たなくしたりする効果がありました(後述しますが、シミが消えないこともあります)。
繊維の奥まで入り込んだ汚れについてはどうでしょうという事で、ロードバイク専用に使っているユニクロのハーフパンツを被検体にしてみました。
遠方への輪行時に長袖レーパンの上に履き、飛行機や新幹線に乗る際に用いてるもので、言わば一番チェーン油汚れに遭いやすい服です。
その本体価格とドライクリーニングの代金とを比較すると非常に悩ましいものがあります。
こちらをブルーキーネットでしばらく擦った後、1時間ほど浸け置きし、その後、アリエールで洗濯した結果が以下のようになります。
あれ?意外と綺麗になってる。
塗り混んでいた時は汚れを落とすのは無理だと思ってましたが、目立たなくするぐらいの効果はあるようです。
また、このブルーキーネットの良いところですが、容量が大きいので些細な汚れでも、残りの容量を気にせずガンガン使う事ができます。
石鹸と考えれば水に溶けやすい方ですが、自転車のチェーン油だけでなく、調味料のシミや運動靴の汚れ (本来の使用用途) に使っても一向になくなる気配がありません。
次のシミ落としのレビューは、当分、先になりそうです。