フレンチプレスで気軽にコーヒーを楽しむ

珈琲と言えば習慣で食後に一杯飲むものであって、特別に美味しいだとか、自分から飲みたいと思ったことはありませんでした。

夕食には熱したものを口にしないであるとか、金曜の日没から土曜の夕刻までは火や電気を使わないといった慣習と同様に、ただの慣習として食後にコーヒーを口にしていました。

ところが年をとって味覚が変わったのか、30を越えてから初めてコーヒーが美味しい、自発的に飲みたいと思うようになりました。

ある朝、目覚めると猛烈にコーヒーが飲みたくなり、インスタントを購入して初めて自分から能動的にコーヒーを淹れてみるも、酸味ばかりが強くて今までに(他人の家で)飲んでいたものと比較すると単調な味と香りの薄さに物足りなさを覚えました。

しかし、自宅でインスタント以上のものを求めると、特殊な機械が必要になったり、使い捨てのフィルタを頻繁に交換しなければならないなどの手間が増えます。

【エントリーモデル】デロンギ(DeLonghi) 全自動コーヒーメーカー マグニフィカS ミルク泡立て:手動 ブラック ECAM22112B

自分の性格を考えると、そうした専用調理器具や消耗品を必要とする機材はすぐに使わなくなることが容易に想像されたので、興味はあっても手は出せないでいました。

もっと美味しいコーヒーをインスタントぐらい気軽に楽しむ手段はないものか、と探しているうちに辿り着いた答えがフレンチプレスです。


BODUM ボダム BRAZIL ブラジル フレンチプレス コーヒーメーカー 350ml ブラック【正規品】 10948-01J

その実体は専用の金属フィルタを備えたビーカーです。金属フィルタでコーヒー粉を押さえつけて液体だけを抽出します。

難しく考えなくても、この容器ひとつあれば、お好きなブレンドのコーヒーを簡単に楽しめます。注意点はお店で購入する際にフレンチプレス用に粗く豆を挽いてもらうことだけです。

特殊な機械も使い捨てのフィルタも使用せずに、こんなに簡単にコーヒーを淹れることができ、しかも普通の食洗機で食器と一緒に丸洗いできるフレンチプレスは、私にとっては画期的な発見でした。

それはもう、今までコーヒーに対して感じていた「いろいろ専用の機械が必要で面倒くさい」という印象を根本から覆すほどの発見です。




しかも、コーヒーカップ一杯分だけを抽出できるので、作りすぎて材料を無駄にすることもありません。

少量の豆を使うときだけ調達してくれば、いつでも新鮮な粉をつかってコーヒーを淹れることができます。

新鮮なコーヒー粉は香りだけで美味しそうなので、それをいつでも贅沢に使えるというのは大きな魅力です。

一般的には金属フィルタを使うために拘りをもって使われるらしいですが、気軽に使えて、手入れも簡単、場所も取らず、金額も安いので、もっと普及しても良いのに個人的には思います。

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