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Updated Sep 22, 2026
ロードバイクを買えない時代

2020年初から既に一部では見られていたスポーツ自転車の在庫不足、納期遅延、長期欠品。
2020年東京オリンピックの開催に合わせて発売されることが期待されていた新商品の流通によって、こうした在庫問題は徐々に解消し、同時に新しい規格の普及も進むと思われていたところに不測の事態が生じます。
WHO が引き起こしたパンデミックによる自転車の供給低下と世界的な需要増です。納期遅延は数ヶ月から一年超にも及び、消耗品の欠品まで報告されるようになりました。
私も一年以上もディスクブレーキを備えたロードバイクを買うと言い続けていますが、一年経っても在庫不足で新車を購入できないままとは考えもしませんでした。
いま現在、私の手元にあるのはレース用のエアロモデルただ一台のみなので、融通が効かなくて不便です。モデルは問わないので、もっと粗雑に使えるディスクブレーキの自転車が欲しいと思っても、在庫欠品で購入できない状況が1年も続いてます。

もともと持っていた他の自転車は入国規制が解除されないと回収できませんので実質的に廃車です。
そうした個人的な事情もあって意図せずロードから MTB に移行することになるかもしれません。こちらは何事もなければ
間もなく納車されるはずです。
または現在あまり興味がないグラベルバイクを購入して、ディスクロードとして代用するかも知れません。グラベルバイクは
台湾環島やメキシコ湾などの長期旅行に向けて欲しいと言えば欲しいのですが、この状況では活用できる場面がほとんどありませんので必要性が乏しいです。
国境を越えるツアーには出かけられず、オフロードにはハードテイル MTB 納車予定のある現在、一番いらない自転車がグラベルバイクではないでしょうか。
SHIMANO CS-R8000 11S 12-25T
ならばロードバイクかと言うと、こちらは全く納期が読めません。コンテナ不足と海上運賃、航空運賃の暴騰は既に誰もが知るところかと思われますが、カーボンバイクを製造するために必要となる素材もコンテナ同様に急な増産は行えません。
プリプレグ(カーボンシート)の有名な特性として常温でも硬化が始まるというものがあり、通常は加工前は
密封されて冷凍庫に保管されていたりします。となると増産には、その分の設備投資が必要になります。
パンデミック宣言から1年も経過していないなか、ましてや世界規模での景気後退と各種の部品調達難が同時に発生している最中に積極的に設備投資を行う企業も無いと思われるので、急増した需要が満たされるまでは品薄が続くと予想されます。
もともとが嗜好品かつ数年おきにモデルチェンジする関係から生産数も限定されている(bike sales by type などで検索すると見れる統計値から推定できます)ため、急な増産には対応できないでしょうし、もし私が経営者や株主であったとしても増産には反対します。
結果として、おそらく2021年の間は在庫不足は解消されないでしょうし、輸送費を反映した値上がりの可能性も考えられるので、もしサイズの合う店頭在庫が残っているのであれば今が買いどきかも知れません。
もちろん、過去のモデルチェンジの時期から推測して新型 DURA-ACE もそろそろ発表されそうなので、それを待ってからでも良いとは思いますが、店頭在庫が払底してまったら次の入荷時期が読めないのが痛いです。
ほんとに新車を導入できるのはいつになることやら。
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