練習用ホイールを自分で組む・非対称リム編

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私が練習用に使っているのは手組ホイールですが、スポークテンションを限界近くまで上げて石見グランフォンド太魯閣ヒルクライムといった本格的なヒルクライムで何度も酷使し続けていたらスポークが切れました

切れてしまったものは仕方がないので、自分でスポークを張り替えて再利用します。

自分で組むのは面倒なのですが、転居によってホイールを組んでくださった馴染みのショップから500kmも離れてしまったので止むを得ません。

修せっかく組み替えるからには、この機会に後輪専用のオフセットリムを採用します。公称 (カタログスペック) 450g のDT SWISS RR440 シンメトリック 700Cというリムです。

実測値はこの通り。たいへん精度が良いですね。


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先日まで利用していた MavicのOPenProリム と比較して 15g ほど重くなってしまいますが仕方ありません。

この新しいリムと先日まで利用していた Dura-Ace ハブで後輪を組みます。

先に述べたようにホイールを組むには正しいスポークの長さを知っていなければならないのですが、DT Swiss Spoke calculator を使うとほぼ正確な長さを自動で推定してくれます。

DURA-ACE FH-9000とRR440の組み合わせで、スポーク本数28本、編み方は2クロスを選択すると左が 287.3mm、同じく右が 285.2mm と算出されますので、ショップでこの長さにスポークを切って頂きます。

スポークの種類は星工業のHOSHI #15 ストレートと悩みましたが、もともとDTというメーカーが好きなのとリムにもDT製品を採用しているので、今回は DT Swiss Champion 1.8mm を選択します。


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重量は左右ともに 84g でした。長さが微妙に違う割に重さが同じというのも妙な気がしますが、計測器の方が精度が出ていない可能性もあるので参考程度に見ておきます。

ニップルには特に拘りがないので、整備性を考えて付属品の真鍮製を使います。

こちらは1つ1gという具合で、重さから数を推定する場合に便利ですね。


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部品が揃いましたら、えいやっと組み上げてしまいます。

何度かホイールを組んでコツを掴んでしまえば難しい事はありませんが、振れ取りは何度やっても大変で時間が掛かります。

この段階からオフセットリムの効果は出ているようで、上下左右の振れをとってホイールのセンターを出してやると、ドライブサイドのスポークテンションが 95kgf 、ノンドライブサイドが 85kgf あたりに落ち着きます。


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例によって精度が出ているか不明ですが、PARKTOOL スポークテンションメーター TM-1で計測して、Wheel Tension App に測定値を入れてやると簡単にスポークテンションを求められます。

軽さを犠牲にしても非対称にした甲斐がありますね。

ところでこの非対称リムですが、ノンドライブサイドと呼ばれる左側にリムを寄せます。

下の画像のような他の完組ホイールがあれば、それを参考にすれば良いのですが、リム本体には向きが記載されていないので注意してください。


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ここまで組んで見て、リムテームとタイヤを装着し、3本ローラーに乗せてクランクを回してみます。

どこかしらに問題があるかと思いきや、普通にホイールとして使えてしまいました。

意外なほど、あっさりと組み上げられてしまいましたが、ちゃんとホイールとして機能していることに自分自身が驚きます。

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