Continental タイヤ GRAND PRIX 4-SEASON

Continental Grand Prix 4 Season を使い続けて5年近くが経過しました。累積の走行距離は 40,000km 近くになります。

それだけ何も考えずにこのタイヤを使い続けてきたので、自分には正当にタイヤを評価することはできないと思っていました。

何が良かったのかと言えば、入手性、価格、耐久性、グリップのバランスがとても良かったのです。私の使い方ですと林道のような荒れた舗装路を登って、急斜面ながら道幅の広い下り坂をひたすら降ります。

求めるものは落石や道路の陥没でサイドカットしないだけの強度と高速のコーナリングできちんとグリップするタイヤでした。

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ロードバイクタイヤ Panaracer AGILEST

環境についての不満がなくなると書くことがなくなりますね。

今年は1ヶ月あたり 600km ほど走行しています。

獲得標高は毎月 12,000m 超えです。長距離をまとめて走るというよりは毎朝のように低山を登っています。

距離が伸びないのでチェーンやブレーキパッドなどの消耗品は交換時期に達していません。その中で唯一交換している部品がタイヤになります。

今年のタイヤは Panaracer AGILEST です。

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ロードバイク 2023 モデルとリムブレーキ / ディスクブレーキ

2022年のトレンド

2020 年から 2021 年にかけてのロードバイク業界を象徴するできごとが世界的な自転車需要の激増と納期遅れであるとしたら、2022年のそれは急激な販売価格の高騰です。

かつて販売価格に上限を設けずに最高の軽量バイクを目指すというコンセプトの Ultimate CF Evo 10.0 LTD (2020) というモデルがありました。

防衛省の許可を得て輸出された日本製の先端素材などを用いて、ディスクブレーキ完成車で 5.99kg という重量を実現している挑戦的なバイクだったのですが、2022年の現在にあらためて見返して驚くのはその価格です。

2020 モデルは 12 速 SRAM RED eTap AXS 搭載モデルで 89.9万円。フレームセットに関してはリムブレーキ用で 36.9万円。ディスクブレーキ用は44.9万円です。

これって、今だと普及価格帯、SHIMANO で言えば 105 や ULTEGRA 、 SRAM で言えば RIVAL や FORCE コンポーネントが搭載されているミッドグレードもしくはエントリーレベルのディスクブレーキ搭載車の値段です。

いわゆる決戦用と位置づけられるハイエンドモデルは 150 万円を超えていることが一般的です。

こうした新モデルは、ほぼ全てがディスクブレーキ搭載車であり、2021年までは併売されていた既存のリムブレーキ・ロードバイクは徐々に市場から姿を消しつつあります。

いま、新規にロードバイクを求められている方には、とても選択が難しい時代です。

新型のディスクブレーキモデルは価格が高騰していて、割安だったリムブレーキモデルは保守用部品の供給がいつまで続くのか分からない状態にあります。

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