サイコンとしての Garmin Oregon 600 について

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購入後、300kmほど使用し、計測時間も20時間を超えたので、そろそろ使用感を記します。

1. 電池の持ち

GPS+GLONASSの設定で、片道80km、5時間ほどの往復ライドを何度か行いましたが、ライド中に電池の残量が気になった事はありません。

しかし、東京のようなビルの密集する市街地ではGPS信号が入りにくいらしく、屋内に持って行くと常にGPS衛星を見失います。

こうなると電池の減りが著しく、衛星探索を止めても単三電池2本1日でなくなります

バッテリーの寿命も気にするのであれば、毎回、裏蓋を開けて電池を抜いて置かなければなりません。

そうでなくても、次のライドの直前に電池を入れ替えておかないと、計測途中で電池がなくなります。

2. 計測精度

スピードセンサー等の外部計測機器を用いず、GPSのみを使用した場合、スマートフォンアプリの Runtastic Pro や Strava を用いて計測した場合に比べて、走行距離は若干短め、平均速度は遅めに出ましたが、ほぼ誤差の範囲です。

千代田区内のみで25km走行して計測すると、両者の間で距離にして約560mほど差がありました。

斜度計の精度は比較対象がない為に不明ですが、参考程度ぐらいに考えておいた方が無難かと思われます。

檜原きのこセンター、もとい風張林道へと至る公道で、瞬間的に斜度32.9%<いう数字を記録した事があります。 その直前は 21.4% なので、おそらくノイズによる変動でしょう。 オートポーズ機能は敏感に働きます。機能を有効にして、それなりの音量に設定しておけば、信号ストップの度にピッという音が聞こえるはずです。



3. GXPファイル(ルート表示)

Garmin BaseCampを利用することで、簡単にルートファイルをGPS端末(Oregon 600)に取り入れることができます。

ただし、PCとGPS端末とを物理的に接続するMiniUSBケーブルが必要になります。

Android端末やCATEYEの高性能LEDライトの充電に使えるMicroUSBケーブルではありません


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ルート表示自体は悪くありませんし、視認性も問題ありませんが、準備が面倒なので、よっぽど土地勘がない場所でない限りは現在地と地図のみを参照することが多いです。

4. Garmin Connect/Strava との連携

MiniUSBケーブルでPCと物理的に接続して、Garmin BaseCampにトラック情報を取り込めば、連携することが可能です。

Garmin Connectにトラック情報をアップロードすることで記録が反映されるようになります。

測定開始と保存とデータ転送で、正直、3度手間ぐらいの使用感です。

Oregonシリーズを使うのは、Edgeシリーズではバッテリー残量が心許ない距離を走行したり、日常生活防水を重視すればこそなので、スマートフォン連携を重視した運用をお考えの場合は、素直にEdgeシリーズを選べれた方がストレスは少ないです。




5. 総評

端末は高機能で万能ですが、とにかくサポート環境に恵まれない不憫なデバイスという印象です。

専用の外部ソフトのサポートが終了している2016年5月現在、何のために Bluetooth 接続機能が搭載されているのか分かりません。

Trip Computerは多機能でカスタマイズ性が高いのですが、ケイデンスやハートレートをリアルタイム表示するためにはANT+規格の外部センサーが必要になります。

カメラを内蔵するよりも、Bluetooth 接続環境を改善するか、補助用のMicroSDカードに読み書きできる情報の種類を増やして、SDカードだけで地図からトラック情報までの全てのデータを交換できるようにしてくれた方が売れるような気がするのですが…

導入して最も良かった点は、「この峠、後どれくらいで終わるんだ…」という具合に、見知らぬ土地で自分の居場所と状態を簡単に確認できるようになったことです。

スマートフォンの場合、グローブを着けたまま暗証番号を入れて、ライド計測アプリを表示していたなら一次中断して、地図アプリを開いて待つという動作が、ボタン一つで片手で行えるようになりました

休憩場所もトイレも残りの距離も瞬時に把握できるので、特に Google Mapに道が表示されていないような 人気も疎らな山林に行く際の安心感が違います。

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