乗り継ぎに大苦戦

ミュンヘン空港にほぼ定刻通りに到着し、入国審査もスムーズに抜け、迷わず真っ直ぐにS-Bahnの駅に行ったにも関わらず、乗り継ぎで相当に危うい思いをしました。


到着予定時刻 16:55
乗り替え時刻 18:20


前述の通り、ヨーロッパの鉄道は実質的に事前予約制で、飛行機の遅れ等で逃すと挽回ができないので1時間のバッファーを挟みました。

早くつきすぎたら、夕方の風景撮影にでも当てればいいんです。

ところが空港から乗り継ぎ駅までに45分も掛かったので、事前予約していたICEに乗ろうとする頃には、残り15分程度の余裕しかなく、駅を抜けて暇潰しどころではなくなりました。

売店でピザを買ったら中華系の売り子のおばちゃんがオーブンに入れたまま、どっかに行ってしまったので、呼び戻しに行った際にはカウントダウンの脳内タイマーの音が聞こえました。

これも事前予約で空港発にしておけば、乗り継ぎの中央駅から乗るのと同じ料金で済みましたが、サイト提案の空港駅から乗るルートでは間に合わなかったでしょう。

事前予約に含めなかった為に、空港駅から中央駅まで10.80ユーロも支払いましたが。

こんなに遠くて高いと一回の食事代ぐらいの金額が飛びます。これも外食ではなく、スーパーマーケットを使ったりすれば、相当に節約できるのですが、ホテルにオーブンも冷蔵庫もないので



Nach fünf Jahren bin ich wieder in Deutschland gekommen

Bis zum 1.2. übernachte ich in Bamberg.
飛行機の中が余りにも暇なので、ブログのネタを考えます。
羽田空港を12時20分に出発したのはいいのですが、5時間も経たないうちに消灯されて持ち込みの本が読めなくなったので、オーディオブックを聞くぐらいしかやることがありません。
ヨーロッパ航路にお乗りになった事がある方はご存じでしょうが、飛行時間は12時間ぐらいあります(行先や往路、復路で誤差はあります)。
持ち込みの本はこれ1冊。


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往復で調度よく通読できるボリューム ∩ 脳への負荷が大きすぎない内容 ∩ そろそろ復習したい時期 という都合だけで採用したものです。
大学生の頃は、もっと真面目にTeach Yourself Danishなどの目的地に関係した本を1冊は持って来てた気がするのですが、毎回、辞書すら使わないので、しばらく前から持ってこなくなりました。

ガイドブックや地図は現地調達します。

今回、行くことになっているフランケン地方も今回が初めてなのですが、ヨーロッパの街は中心に広場や教会や市庁舎があって、そこに行けば一通りの情報が入手できるので、迷ったらそこに行けば大丈夫です。

準備するの面倒だし、使わないし、重いし。
駅は大体が街の外れの方にあり、近郊路線やトラム等を乗り継いで、中心部まで移動します。
この辺りの公共交通の種類は都市の規模により、ウィーンやパリぐらいの大都市なら地下鉄もあります。
鉄道の近郊路線は料金が安いのですが、都市間移動の当日料金はJRの運賃と特急料金を合わせたぐらいの料金をとられます。
しかし、事前に現地で買うか、ネットで予約すると驚くほど安くなります。ウィーンに住んでた時、ライプチヒまで50ユーロぐらいで行った覚えがあります。
ホテル到着後にリンクを張ります貼りましたので、鉄道予約サイトをぜひご利用下さい。

一番の退屈の理由は、大昔に買ったまま、一度も「通読」し終わってないDer Zauberbergのオーディオブックが何故かスマホの音楽リストから消えてたせいです。
こんな時ぐらいしか12時間連続再生とかする機会ないのに…

東京からサザンセト・ロングライドに参加しました

10月4日に柳井市で開催された サザンセト・ロングライドinやまぐち に参加してきました。
関東から遠征する人もあまりいないと思うので、気づいたことを箇条書きしておきます。

関連: 2016年大会についてはこちら


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山口県周防大島町


会場へのアクセス(行き)

柳井市は岩国空港、または、山口宇部空港から行けます。

岩国空港は、山陽本線の岩国駅に近く、飛行機の到着時間に合わせて連絡バスが運行されているため、アクセスは悪くありません。

山陽本線も広島、新山口、下関(門司)を繋ぐ幹線のため、適度に本数もあります。

ただ一つ障害となり得るのは岩国空港の発着便で、朝2本、夕方2本の計4本しかなく、行き先も羽田のみです。

この点を考慮すると、岩国よりも更に70kmほど離れますが、山口宇部空港の方が発着便も航空会社の選択も多いので便利かもしれません。

当日は午前5:00頃に柳井ウェルネスパーク集合なので、必然的に前日に柳井市入りして一泊する事になります。

会場へのアクセス(帰り)

大会での最大の懸案事項がイベント後の帰宅でした。

事前に公表されていた情報では大会終了が18:00、岩国空港の羽田行き最終便の出発時刻は18:50です。

公式アクセス経路で紹介されている岩国空港を利用した経路の場合、以下のようなルートを辿ることになります(所要時間は公式ページ準拠)。


会場 -車で10分-> 柳井駅 -JR山陽本線/34分-> 岩国駅 -バス/12分-> 岩国空港


待ち時間を考慮しなくても間に合わないのですが、本当にアクセスルートの検証をしているんでしょうかね。

私の場合、当日の帰宅を諦めて岩国に一泊する予定で準備しましたが、大会参加後の感想を述べると、早めに完走する自信がある方の場合、最終便に間に合わせる事も不可能ではないと思われました。

完走後は大会終了時刻まで会場に留まる必要はないためです。



制限時間

アクセスの他に、大会参加前に気掛かりとなっていたのは制限時間です。

本大会は各エイドステーション(AS)ごとに通過制限時間が設定されています。

事前に読んだ過去の大会参加者のブログを読むと、なかなか制限時間が厳しそうで、クリアできるか少し不安でした。

何しろコースは総獲得標高が2,500mを超えるアップダウンの連続です。

会場のウェルネスパークからして、会場駐車場から114mも登らないと辿り着けない丘の上にあります。

皇居外周の紀伊国坂で満足してるような関東平野の人間は、スタートも遅らせて抜かれる時に邪魔にならないようにという事ばかり考えていましたが、地元の友人に連れられて場違いな前方からスタートを切りました。

それから、24.3km離れたASまで累計481mほど登りましたが、平均時速21.5km/hで到着する迄に抜かれるどころか、登りで集団を置いてくる事になりました。

登りは皆遅くなるんだなと妙な安心感を覚えたものです。

それから第二AS、山道オレンジロード、第三ASを超えて、柳井市の第四ASまで帰ってくる頃には、一つ手前のASの制限時間よりも早く到着するぐらい時間に余裕ができてました。

登りは遅くても下りは恐ろしくスピードが出るので、トータルで見ると登り坂の続くオレンジロードを含む24.6kmの区間でも平均時速18.1km/hも出ていました。

装備

飛行機での輪行を考慮してクロモリのRaleigh Carlton Nで臨みました。

160km走りきる事を考慮して、予備のチューブ2本、テールランプ、ライト2本、タイヤレバー、ミッシングリンク、USBポータブル電源、アーレンレンチのセットに、ハンドポンプのロードモーフを携帯していきました。

Brooksの革サドルと着脱式のペダルと合わせて、合計の車重はクロスバイク並みの約14kg。

ブレーキは105で、なおかつ、最新のブレーキパッドに換装していきましたが、これは大正解でした。

逆に当日は天気が良かったため、ライトは2本も必要ありませんでした。

あれば良かったかなと思ったのは、携帯用のバイクスタンドです。

同じ集団の中には、道中の山頂付近で自転車を止めて記念撮影をしている人もちらほら見かけました。




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