石見グランフォンド2016 渡航準備

今週末に迫った石見グランフォンド2016に参加するための荷物構成を考えました。

荷物がやけに多いのは、私が東京から島根県の太田まで飛行機輪行するからです。

写真の下半分は移動時間や飛行機輪行のために必要なのもので、イベント参加時には持ち出しません。

実際に走行時に持ち出すのは、補給食GPS端末ぐらいなので、サドルバッグの中身と合わせるとこんな感じです。

4本ある単三電池のうちの2本は予備です。充電器まで持ち歩きたくはありません。

飛行機輪行では、ペダルとサドルとハンドルを外し、タイヤの空気を抜く必要がありますので、六角レンチセットと携帯用空気入れRoad Morphは必ず持参します。

CO2インフレータを持っているではないか?というのはもっともご意見なのですが、飛行機輪行では一人2本までしか機内に持ち込めません(と言うか手荷物として預けられません)ので、イベント参加前に浪費してしまう訳にはいきません。

少し脱線しますが、空港の荷物検査で「CO2インフレータ」と言うと面倒な事になるので、「競技用自転車に用いるCO2ボンベ」と申告した方が誤解がありません。

形が形ですので日本で国内輪行する際は日本語の表示があるもの、海外で飛行機輪行する際には現地の言葉で製品名と使用用途が書いてあるものを選んで持って行きます。

「持ってて良かった」の枕詞の通り、旅行用の超広角レンズももちろん携帯します。

食べ物などの接写は、SIGMA DN 19mm F2.8に任せて、もっぱら風景を映すためのレンズです。

手前にあるのは、レンズ用の万能清掃器具HAKUBA レンズペン2です。

もうこれとブロワーだけあれば、他の清掃用品は不要と思えるほど使い勝手が最高です。

他には腕時計と兼用の心拍計とMicroUSB充電器を持っていきます。

これ1つあれば、スマートフォン、Kindle、イヤフォンとCAT EYEの高性能ヘッドライトの全てに使い回しができます。




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ハンドルバー拡張・エクステンダーを着けてGarmin GPSをマウント

分厚い Garmin Oregon 600 をハンドルバー付近にマウントしたかったので、コンピューター/ライトマウント ADP-3RCというものを購入しました。

* Oregon 600の分厚さについてはこちら

商品名やカスタマーレビューから「カーボン製だから取り扱いが面倒くさそうだな・・・」と考えていました。

到着してから実物を見てみると、カーボンなのはバーの部位のみで、ハンドルバーに取り付けるクランプ部分は金属 (おそらくアルミ) 製でした。

それなら最初からそう書いておいてくれれば良いのに。


私は飛行機でも輪行するので、外出先での部品の着脱の容易さが製品購入の基準の一つになります。

トルクレンチがないばかりに、ネジを締めすぎて部品が破損しては困るわけです。

疑念が晴れたところで取り付けてみると、意外とハンドルへの取り付けが大変でした。

部品を片手で押さえながらネジを回さなければならないので、一度、取り付けたら、一人では二度と外したくない感じです。

その分、ハンドルバーにはしっかりと固定されます。

取り付けてから角度を変えようとしても難しいぐらいです。

このエクステンダーに、RAMマウント GARMIN OREGON用ホルダーRAMマウント EZ-ON/OFF バイクマウントを用いて、Garmin Oregon 600をマウントします。




ここは他にあまり選択肢がありません。

取り付け部品があるだけでも、ありがたいというものです。




単三電池2本入りの Oregon 600 本体と合わせると、結構な重さになります。

ハンドルの操作性は悪くなりますが、サドルバッグと違って激坂で前輪が浮く事とは無関係なので、まあ良しとします。

見てくれも全くスマートではありませんが、実用性は高いです。

何しろ日常生活防水で、電池も1日は連続で使い付けても持つことが分かっているので、長距離にも安心して持ち出すことが可能です。

意外と簡単!ペダルを自分で交換したみた

年次オーバーホールに合わせて、色々なところをグレードアップさせてきたクロモリ Raleigh Carlton CRN ですが、サドルを除くと一つだけ手付かずに放置してきた部分があります。

片側ビンディングの着脱式ペダルです。

その名の通り、工具も使わずにペダルの本体部分を簡単に着脱できることが特長です。

SPDシューズで利用できることもあって、飛行機輪行で出かけて、山に登ったり、食事したり、イベントに参加したりするのに非常に便利なのですが、重くて、ビンディングが嵌めにくいという致命的な弱点があります。

しかし、一度、クランクとペダルの着脱方法を覚えてしまうと、これが思いの外に簡単で「これなら、着脱式ではない普通のペダルでも、自分で空港で着脱 (組み立て) できるんじゃないか」という気がしてきました。

気づいてしまったものは仕方がないので、いつもの通り、Shimano PD-5800 を取り寄せて自分で付け替えることに決めました。


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毎回、忘れるのですが、Shimanoのペダルを買うと、セットで黄色いクリートが付属で付いてきます。
別個に買う必要はありません。
消耗品なので、購入してしまっても問題はありませんが。



現在使用中のペダルを外すためにペダルレンチを準備します。
先に言っておきますが、ShimanoのSPD-SLペダルを着脱する際には必要ありません。
六角レンチセットだけあれば十分です。


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このペダルレンチをペダルの軸に引っ掛けて、かつて自転車屋さんにペダル交換してもらった時の作業を思い出しながら、回したら簡単に取れました。
詳細に記事にすることがないほど、あっけなく脱着できます。
むしろ、こんなに簡単に外せて、大丈夫なのか。


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まあ、外すだけなら、誰でもできるでしょう。
付ける(組み立てる)方が、ずっと難しいはずです。




難しいはずなのですが、これもグリスを塗ってクランクに垂直に捻じ込むだけなので、カラーボックスの組み立てができる人なら戸惑う事は何一つありません。
左右ともに手で捻じ込み、最後だけ六角レンチで締め上げて、規定トルクで締まっているかをトルクレンチで確認すれば終了です。


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念のため、3本ローラーを使って10kmほど試験走行してみました。
点検整備中など、公道に出るのが憚られる時に本当に役に立ちます。
自分で交換してみて、Shimano部品の精度とメンテナンス性の良さに改めて感心しました。
SPD-SLにしてしまうと、クリートの嵌めやすさと引き換えに、外出先で歩き回るのに難儀するのですが、これなら必要に応じて着脱を行えば良さそうです。

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