台湾ヒルクライム遠征・MAXXIS太魯閣 2016 渡航準備


2017年9月の落石事故を重く受け止め、太魯閣渓谷と山道の危険性について記述しました (2017年9月17日追記)。


いよいよ週末に迫った MAXXIS TAROKO INTL HILL CLIMB ですが、今までの輪行遠征と大きく異なる点が2つほどあります。

1つには国際線利用となる事から、今までのような1泊2日の遠征ではなく、着替えを含めたスーツケースを持ち歩く事です。

今回、新たに飛行機輪行用ハードケースを導入した背景には、今までのように空港や駅からリュックサック一つで自走できない量の荷物が必要となるという事情があります。

今までソフトケースでの飛行機輪行に拘っていたのは、空港で折り畳んでイベント会場まで自走するのに都合が良いからでした。

今までの遠征と大きく異なるもう1つの点は、今回の遠征では事前に降雨が予想されている事です。

過去に参加した幾つかのイベントはどれも快晴でしたが、今回のヒルクライム大会は最初から雨が降る事を想定して臨まなければなりません。

最悪の場合、中止の可能性も存在します。

準備段階としては、天気が良く気温が上がる場合の装備と、天気が崩れて気温が下がる場合の装備の両方を用意しておいた方が無難でしょう。

今回、自転車とビンディングシューズ、工具類は エイカー バイクポーター スマートサイズ に収納して、搭乗手続き時に預けてしまいます。

関連: 工具は15cmまで・飛行機輪行の工夫いろいろ

その他の荷物は、余り増やしたくないので、小型のスーツケースと deuter Race X にまとめて機内に持ち込みます。

基本的には、石見グランフォンドの持ち物は変わりません。

レンズ、レンズペン、予備電池は過去の記事の通り。

Kindleは飛行機内での移動時間用、折りたたみ式の三脚は夜景撮影用です。

最大の違いは、パスポートと充電器とノートパソコン。

さすがに1泊2日以上なら充電器は必要ですし、国際線なのでパスポートと変換プラグは必須です(ボールペンは機内で入国審査の提出書類に使います)。

ノートパソコンは必要かどうか迷いましたが、あるとカメラやGarmin GPSに用いるSDカードのデータを入れ替えできます。

これもThinkPadとどちらを持っていくか迷いましたが、Garmin BaseCampをインストールしてあるという理由で、今回は MacBook にしました。

大した違いはないので、使えるなら何でも良いです。




スーツケースの方は、ライド用のジャージと予備の普段着を入れます。

前回の反省として、雨天対策に予備のチューブならぬ、予備タイヤも1本持っていく事に決めました。


ミラーレスカメラ NEX-5N は防水仕様ではないので、雨の場合はアクションカムとスマホだけが頼りです。予備のバッテリーも忘れずに充電しておきます。

これに財布と車の鍵さえあれば、準備は万端です。

何だかんだ言っても、一番大切なのは現金とパスポートと航空券だけなので、それさえ忘れなければ、割と何とかなります。

関連記事:

飛行機輪行用ハードケース ACOR BIKE PORTER を購入しました

今までに普通の輪行袋 OSTRICH ロード220 を用いて、何度も飛行機輪行を行ってきましたが、遂に専用のハードケースを準備する事にしました (収納方法についてはこちら)。

先月の飛行機輪行では、行きの出雲空港、帰りの羽田空港ともに預け荷物の手渡しはなく、トップチューブに凹みができたり、チェーンステーの塗装が剥げるなどの輪行傷が生じました。

これまでの飛行機輪行では、丁重に手渡しで預け荷物を返却して頂きましたが、スーツケースと一緒にベルトコンベアで運ばれる様に規定が変わったのであれば、こちらもディレイラーハンガーの保護などの対策を行わなければなりません。

飛行機用の輪行袋というと、Scicon – Aerocomfort 2.0 TSAOSTRICH OS-500 などの専用バッグが思い浮かびます。

確かにクッション性と運搬性に優れ、ロードバイクを安全に運送するという目的に適っているのでしょうが、一部の国際線では預け荷物のサイズ規定を超過する可能性があります。

私の場合、おそらく、その一部の国際線を利用する事が機会がそこそこ有りそうな予感がしますので、安全策を取って エイカー バイクポーター スマートサイズ を購入する事に決めました。

このバイクポーターの利点は、一般的な国際線の預け荷物の最大サイズとピタリと一致している事です。

ロードバイクを収納するには少しばかり窮屈ですが、この箱に収まる限りにおいては、空港で預け入れを断られたり、超過料金を請求される事はないはずです(2016年6月現在)。


質感はプラスチック製のダンボール箱そのものです。

底部の蓋はガムテープで留めると公式の説明書にあります。

何度も使っていくうちに穴が空いたりしても、ガムテープで補強すればずっと使え続けられそうという意味で、実用性は高そうです。

もちろん「ダンボール箱」なので、使用しない時は折り畳んで収納する事ができます。

個人的に最も気に入っているポイントです。

もともとが自転車を入れる為の大きな箱が、折り畳むと上下方向により大きくなります。

一家に一冊はあると聞くベストセラーの統計学入門 と比較してみると、その大きさは一目瞭然。

分かりにくければ、チェーンルブのボトル3本分ぐらいの大きさをイメージしてください。

飛行機輪行のサイズ規定と収納の問題はクリアできましたが、問題は輪行時の持ち運び。

見ての通り、持ち易いはずがない形状をしているので、実質的にキャスターセットと一緒に運用することになります。

ACOR ABP-21101 マルチキャスター

こちらも後から追加で導入しました。

空港でサイズの事を指摘されたら、その場でキャスターを外してバイクポーターの中に収納します。

基本的には飛行機輪行のための装備ですが、新幹線などの長距離の輪行でカーボンフレームを運送する場合にも使用するつもりです。

以前、少し書いたことがありますが、しまなみ海道に新幹線で出かけた際、荷物置き場に置いていた布製の輪行袋の上にベビーカーを載せられた事がありますので、鉄道輪行だからと気は抜けません。

バイクポーターで不慮の事故を未然に防げるのであれば、多少の不自由はどうという事はないので、積極的に活用していきたい所存です。

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新宿御苑は紫陽花が見頃

初夏のような暑い日が続いていますが、新宿御苑では数日前から紫陽花が見頃になっています。

梅雨入り後も雨が降り続ける日が少ないので、濡れた花びらを撮れる機会を狙って、早朝に撮影に出かけることになりました。





ロードバイク生活的に、毎週末、晴れてくれるのは良いことなのですが、昨日の出張帰りに車の電装系が故障した影響で、今日は朝からロードサービスのお世話になっていました。

見返してみると、今月は都民の森に行ったきりで全くと言って良いほど走れていません。