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手組みホイールを購入しました

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ロードバイクにおける練習用(或いは普段から履きっぱなしの日用)ホイールには、リムが軽く耐久性が高いという条件を満たすアルミクリンチャーホイールが良いと述べました。

その考えを自ら実践すべく、Mavic Open Pro のリムと SHIMANO Dura-Ace ハブ を用いた手組みホイールを新規に購入しました。

手組みホイールの良さはリムやスポーク (消耗品) の価格を抑えながら、回転性能に大きな影響を与えるリム重量を少なくできる事にあります。逆に短所としては専用設計の完組ホイールよりも空力やバランスが悪くなる事が多く、剛性を求めれば重量が犠牲になる等のトレードオフが顕著に現れます。




その点を考慮しても汎用部品を使用する事によるメンテナンス性の高さとコストパフォーマンス、スポークの多さからくる耐久性とトラブルへの強さは、距離を走る練習用ホイールだからこそ利点となるのではないかというのが本記事の趣旨となります。

手組ホイールと言えども Fast Forward – F6R のようなレース使用を前提としたハイエンドモデルも存在しますが、あくまでも練習用ホイールなのでリムの材質は安価な上に天候を選ばないアルミニウム合金に限定し、タイヤは入手性の良い23Cのクリンチャータイヤを使用する事を前提とします。


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とは言え、ハブについてはスポークやリムよりも耐久性が高い事を考慮して Dura-Ace を選択しました。スポーク本数さえ対応していればカーボンディープリムでも組み合わせられる事を踏まえた上での将来的な拡張を見越した選択です。

練習用ホイールに使用するのであれば、Ultegra ハブでも十分な性能を有している事は間違いありません。後述の様にDura-Aceハブを選択しても極端に軽量化ができる訳ではないからです。

リムについてはアルミリムで最も実績のある Mavic の OpenPro を採用しました。手組のクリンチャーリムとしては定番となります。

左右のテンションバランスを重視するなら DT Swissの RR 440 Asymmetric という選択も考えられますが、OpenProの方が軽量かつ採用実績が豊富なので、先ずはリムはリム屋という事で試験的に導入しました。スポークはスポーク屋に任せるという考えから、DT Swiss の Competition 1.8mm を採用しています。


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迷ったのはスポーク本数です。本数が増えるほど耐久性が増すと同時に剛性も上げられるようになりますが、重量が増えて空力も悪くなります。完組ホイールはスポークを減らす事で軽量化と空力の改善を行っている事が多いだけに最も頭を使わなくてはいけないポイントです。

私の用途では剛性の高い反応性の良いホイールが理想ですので、ホイール全体の重量が多少増える事を厭わずに剛性を重視する事を考えます。完組ホイールがスポーク本数を前20/後24H程度に抑えるのに対し、手組ホイールでは32Hものスポーク本数が張られる事が一般的です (頑丈なディープリムでは例外的にスポーク本数が減らされる事も多いですが)。

そこで標準的な 32H を検討したところ、懇意にしていたショップの店長から「重くなり過ぎるので (これだけヒルクライム頻度が高いなら) 不満が出るだろう」という貴重なご意見を頂き、最終的に1段階スポークを減らした 28H の2クロス組みで組んで頂く事となりました。

これらの部品の組み合わせにより、完成したホイールの重量はリムテープ込みで前後で 1,647g となりました。

前輪 760g に対して後輪 887g は (部品の合計) 市販価格7万円台のホイールとしては一般的ですが、ランニングコストを含めた長期的な使用で真価が発揮される事が期待されます。


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前述のように走行性能、耐久性、価格、(汎用市販品を用いる事による)整備性のバランスから選択した手組みホイールですが、所有欲を満たさないかと問われれば、そんな事はありません。

フランス製の高精度部品などを自由に組み合わせて用いる事ができ、組み方や配色まで指定する事が可能です。

そのように乗り手の好みに合わせて調整されたホイールが使い難い訳がありません。




この新ホイールを用いて、次回以降の「クロモリCarlton N 再生計画」では、具体的な改修作業に取り掛かります。

Garmin Oregon 600で計測した走行記録を (PCから) Stravaに反映する

Garmin Connectスマートフォンアプリと接続できないと書いたOregon 600ですが、パソコンにGarmin BaseCamp というソフトウェア経由で走行記録をアップロードすれば、Garmin Connectと自動的に同期される事が分かりました。

スマートフォンアプリのStravaをGarmin Connectと同期・連携する設定にしておけば、Garmin Edgeシリーズと同じように走行記録を反映する事ができます。




しかし、そのハードルがなかなか高いです。

もっとも簡単な方法は、パソコンで Garmin BaseCamp を起動した状態のまま、MiniUSBケーブルで Oregon 600 をパソコンに接続する事です。


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デバイスが認識された状態で、BaseCampプログラム上で端末からの転送機能を選択します。

すると、GPSデバイスを選択してくださいという内容のポップアップが表示されるので、端末の候補の中から Oregon 600 を選択し、読み込みたいデータの「トラック情報」にチェックを入れて、転送ボタンを押します。

転送に成功すると BaseCamp にトラック情報が反映されますので、このデータが選択されている状態で Garmin Connectにトラック情報を送信するとStravaにも自動的に連携されます。

遂にスマホアプリ特有の電池残量の悩みから解放されました ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪



しかし、一度、パソコンを経由する必要があるので、リアルタイム性はほとんどありません。

この辺りを重視したい人は、サイクリング用途に特化したEdgeを買ってくださいと言う事なのでしょうか。

Edgeやvívofitシリーズなら公式の Garmin Connect スマートフォンアプリを用いて、Bluetooth で簡単に接続できます。

使った事がないので分かりませんが、おそらく20秒もかからないでしょう。

Oregon 600もBluetoothの通信機能自体は搭載しているのですが、2016年4月現在、対応しているPCソフトウェアやスマートフォンアプリがありません


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かつて、iOS用に提供されていた Garmin BaseCamp Mobile というアプリとなら、無線でデータの送受信ができるようなのですが、現在はサービスが終了していてアプリ自体が入手不可能です。

参考:

せっかくBluetooth通信機能が搭載されているのに、対応しているソフトウェアがない為に使用できないとは何とも微妙な感じ。

個人的にはパソコンでのデータ管理は何の問題もありませんが、耐久性に難有りなMiniUSBケーブルは、できる限り使用したくありません。

microSDメモリカードを通じても、パソコンとGPS端末でのデータの転送は可能なようなのですが、これもバッテリーカバーの開け外しを伴います。

しかし、端末単体で見るならば、

  1. バッテリー消費は1日のライドなら十分
  2. 地図の読み込みの速度も常用できるレベルで問題なし、
  3. GPS精度は麹町や新宿ではイマイチですが奥多摩のような山岳地帯ではスマートフォンを凌駕する

など、完成度は非常に高いです。

何より、ヨーロッパ仕様なのに日本(海外)でも問題なく動作しているので、海外出張でも心強い味方になってくれるはず…

Stravaに同期するライド記録と日常での移動ログの両方を記録して、選択的に Garmin Connect に公開できると考えれば、手動アップロードも悪い事ばかりではありません。

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