クロモリCarlton N 再生計画 03

計画から部品調達を経て、今回から、いよいよ自転車再生に取り掛かります。
これまで20日あまりも手をつけなかったのは、個人輸入したボトムブラケットが到着していなかったからです。
昨日、小雨が降る中、仕事帰りに新宿郵便局までBBを受け取りに行ってきましたので、早速、取り掛かります。



まずは万能ツール、DuraグリスことSHIMANOプレミアムグリス水拭き雑巾掛けシートを用意して、古くなったチェーンを切ります。


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チェーンを切るのは日常的すぎて、写真を撮るのを忘れるぐらいなので、今回は割愛。
アーレンレンチとクランク取付工具を使って、クランクを外していきます。
取り掛かる前から想像していましたが、恐ろしく汚いです。さすが、雨水や汚れの溜まりやすい部位といったところ。


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ロードバイクのオーバーホールでは、このクランク部位を清掃したり、ボトムブラケットにグリスアップを行いますが、今回はBBは部品ごと新品に交換してしまいます。
狙いは可動部位の性能アップです。
副次的な効果で少々の軽量化にもつながります。



クランクを外して見ると、内部は思っていたよりも汚れていませんでした。
とりあえずは一安心ですが、部品単体で見た時に異様に重いのが気になりました。
余りに重いので計測してみると、ペダル付きで左が 476g 、ペダルとチェーンリング付きで右が 792g もありました。
これは…早く何とかしないと…
とりあえずは、このまま、ボトムブラケットも一緒に外してしまいます。


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相変わらず汚れが溜まっていますが、幸いにしてサビは出ていません。
この機会に汚れを落として、パイプの溶接部を目掛けて防錆スプレーを吹きかけます。



防錆スプレーが効いているのか、ボトルケージやワイヤーを固定するネジは何度も錆びて茶色に変色しますが、フレームやフォーク内部には今のところ異変はありません。


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取り外したのと同じ要領で、ボトムブラケットを取り付けます。
最初の頃は取り付けに失敗して走行中に外れたら…と妄想していましたが、クランクやボトムブラケットの付け外しは初心者が自分で挑戦してみても失敗する事が少ないので、見かけ程、難易度は高くありません。
もちろん、きちんとした手順を踏まえて、念入りに安全確認(の依頼)を行う必要があるのは、言うまでもありません。


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逆にホイールのハブやブレーキなどは、調整が上手くいっていないと即座に事故につながるので、一切触らずに最初からプロショップの自転車技士、自転車安全整備士にメンテナンスを依頼します。
今回、クランクにアウターチェーンリングが固着していたので、そちらの交換もショップに依頼することにしました。
続く



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