バラが満開・新宿御苑を散策

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暴風雨に見舞われた昨日の北九州の様子を伺った後に、今日は関東でも天気が大荒れ、交通機関に影響という不吉な予報を聞いていたので 昼頃に ゆっくりと起床しました。
実際に起きてみると、東京は雲一つないぐらいの快晴、真夏日で半袖でも十分な程の陽気です。これなら「早起きして奥多摩に行けば良かった」と心から思いましたが既に後の祭り。
時間も中途半端なので伊藤清の本でも読みに行くかと図書館に寄ってみると、図書館に隣接する新宿御苑がみどりの日に因んで無料開放されていました。
丁度、購入したばかりのSIGMA 19mm F2.8 DNというレンズがありますので、試し撮りも兼ねて園内を散策します。


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SIGMA 19mm F2.8

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SEL50F18

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SIGMA 19mm F2.8

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SEL50F18


この時期の新宿御苑の魅力は、何といってもバラです。
せっかくなので、比較対象に NEX 安価レンズの画質番長である SEL50F18と先代ロードバイク用レンズ SEL16F28 も持ってきました。
といっても、後者は画角を比較するぐらいにしか使いません。


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まずはSEL50F18

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続けてSIGMA 19mm F2.8

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最後にSEL16F28


これらの3枚は三脚を使って、全く同じ場所から、同じ角度で撮影しています。
当然ですが中望遠レンズのSEL50F18の画質が本当に良いです。これ一本だけを持ち歩いて常用したくなります。
しかし、景色を大きく写し撮るのは苦手ですし、対象にも寄れません。
人物のポートレート撮影には良いでしょうが、これを担いで山に登るのは微妙ですね。山頂からのパノラマとか苦手ですし。




そこで導入したのが広角レンズのSIGMA 19mm F2.8。
こちらのレンズなら風景写真も広く写せますし、撮影対象にもそれなりに寄れます。発色も悪くないですね。
何より小さくて軽くて、壊しても惜しくないほど安いので、今後の奥多摩撮影はこれ一本に落ち着きそうです。


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SIGMA 19mm F2.8


やっぱり夜景は難しい。千鳥ヶ淵・夜桜ライトアップ再訪問

花が咲いていない夜桜ライトアップ訪問から5日、また性懲りも無く千鳥ヶ淵緑道に行ってまいりました。

千代田区の広報の成果か、どこかのメディアで開花情報でも報じられたのか、前回に比べて格段に多くの来訪者がいました。


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前回は風景を広く写そうと、やや広角気味の35mm単焦点レンズを持って行ったら、意外と花までの距離が遠くて失敗しました。

肝心の花が見えないので、今回はもっと望遠寄りの55mmレンズを持って行きました。

昨日、装着したばかりの偏光レンズフィルターは着けたままです。

前回、気づいたのですが、ライトアップの光が強すぎて、肝心の花が白飛びすることがあるので、レンズフィルターの効果を試しました。


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前回の白飛び画像


前回と今回とで、35mmと55mmの焦点距離の違いはあれど、どちらもSonnarなのでレンズ構成自体は同じです。


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カメラもなぜ偏光レンズしないのか?ミラーレスに偏光PLフィルターを導入してみた

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先日、陣馬山に登って思ったのです。

川底まで見通せる澄んだ水の流れが美しいな…と。

水面で反射する光さえなければ、ます釣場の清流、川の深さや透明度が伝えられるのに…と。

こんな時、ロードバイク乗りやランナーやゴルファーやスノーボーダーの皆さんならピンとくると思うのですが、スポーツ用途の高級アイウェアに装備されているような偏光レンズをレンズに噛ませれば乱反射する余計な光を除去できるのではないかと思い付きました。




思い付いたら忘れないうちにヨドバシカメラに寄って、FEマウントにレンズ口径の合ったKenko PLフィルター Zetaというフィルターを買い物に放り込みました。

一眼レフなどのレンズ交換式カメラの場合、レンズの先端にフィルターという部品を取り付けることができます。


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このレンズのネジ切り、今までレンズ保護のためぐらいにしか思っていませんでした。

こういう特殊な要望があった際にフィルター側に細工を施せば、レンズ本体はそのまま流用できるという仕組みなのですね。


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レンズの採光窓が真っ黒に

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普通のフィルターを装着した状態


この状態で出力を確認してみましょう。

というわけで新宿御苑やら奥多摩やらに性能試験に行って参りました。


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水面の光の反射を抑えて流水の透明度を表現する目的は、おおよそ達成できているのではないでしょうか。

このPLフィルタを用いる事によりコントラストが高まり、青空をより青く、風景をより鮮やかに写すことができるようになるので、風景撮影で常用している人も多いのだとか。

レンズ保護も兼ねて付けたまま運用しても構わないのですが、林道や夜景などの暗い場面では余計に暗くなってしまうので注意が必要となります。

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