Braun に乗せられて分かった Panasonic / Philips シェーバーとの違い

紅茶の好きな私は歯の黄ばみを防ぐ為に定期的に歯科医に訪れます。

そこでふと正しい歯の磨き方を教わってから、それに近い磨き方を簡単に再現できる電動歯ブラシが手放せなくなってしまいました。

今までの私の認識では、歯ブラシとはホテルに宿泊した際に貰えるもの。

出張族でホテル宿泊も多い私にとって、同じブラシを長く使ったり、ましてや出張や旅行に携帯するなど、あり得ないことでした。

それが実売価格 1,000 円の Braun 電動歯ブラシに手を出してから、認識が大きく変わりました。
Braun の電動歯ブラシは率直に言ってとても良いのです。


ブラウン オーラルB プラックコントロール DB4510NE 電動歯ブラシ 乾電池式

この歯ブラシ、内蔵式の充電池ではなく単3電池で作動します。

コスト増に繋がる充電池の内蔵を避け、本体を中国で製造する事で価格を控えめに抑えています。

それでいながら口内に含むブラシだけはドイツ本国製造です。

消費者心理をよく理解しており、お陰で安心して第三者にも勧めることができます。

小さなブラシが奥歯まで届くので、私の場合は手で磨いている時よりも綺麗に磨けるようになりました。

このブラシが良かったので、ちょうど替刃の交換時期が来ていたシェーバーも Braun 5040s を新調してしまいました。

もともと私は Panasonic 派でラムダッシュ3枚刃を4年以上も使い続けていました。

使い分けている今だから言えることですが、このラムダッシュは防水性が高く、持ち手への振動がマイルドで、剃り残しもないといった具合にシェーバーの基本形のような、とても使いやすいモデルです。

私も使用に関しては一切の不満がありませんでした。

消耗品の網刃の寿命が来ると穴が開き、気づかずにそのまま使用していると皮膚が切れる可能性がある事だけが気に入りませんでした。

寿命が訪れる前に早めに交換してしまえば何の問題もないのですが、異なる構造を試したい気分だったので、回転式の PHILIPS 9000シリーズ に乗り換えてみました。

PHILIPS 9000シリーズは驚くほど肌に優しく、若干ばかり音も静かで、替え刃の寿命が長いという利点があります。

もちろん防水モデルを選べば、防水性も間違いありませんし、持ち手への振動が気になる事もありません。

私がサイクリストでさえなければ、大きな不満もなかったのですが、普通の人よりもシェーバーの使用面積が大きいサイクリスト視点で見ると、時間が掛かる事が気になります。

往復式のラムダッシュから回転式の9000に乗り換えた後に、再び往復式の Braun 5040sを導入した背景には、そんな事情が存在します。




Braun 5040 は、とにかく良く剃れます。ヘッドパーツの向きを前後に変えられる点に独自性があって非常に便利です。

同時に持ち手への振動も大きいです。

Panasonic や PHILIPS を使用している方であれば、誰でも明確に区別できるぐらいに本体はパワフルです。

しかし音量の方は格別に大きいという事はありません。

同じ往復式のラムダッシュが高速で作動しているような甲高い音がするのに対して、Braun 5040 はモーターそのものの素直な動作音が聞こえます。

個人的な好みで言えば、音を重視するなら Braun 5040 です。

振動を重視するならラムダッシュを私は選びます。

肌への刺激を重視するのであれば、ラムダッシュと Braun 5040 に大きな違いは感じません。

回転式の PHILIPS は流石に違いますが、数週間ほど使い続けて気がつく程度の僅かな違いです。ただし敏感な人なら数日で気がつくかもしれません。

基本的な機能はどれを選んでも申し分ありません。

メーカー毎に重視している点が異なるのか味付けが異なるので、ご自身の用途や体質に合致するモデルを選択されることが満足につながりそうです。

Android スマホの液晶が割れたのでUSBデバイスでデータ救出・消去

私が所有しているモバイル端末の中で最も使用頻度の高いのが SONY の Xperia という Andorid スマートフォンです。

このモバイル端末なのですが、液晶画面が割れてしまうとタッチパネルの操作に不具合が生じるらしく、一部の入力操作を行う事ができなくなってしまいます。

例えば、PINコード入力による画面ロックの解除操作もその一つです。

ロック解除を行わないとデータの救出や端末の初期化が行えませんので、外部デバイスを用いて端末操作を行うことを考えます。

そこで用意するのがこちら。

USB を MicroUSB に変換するアダプタですがUSBマウスを接続できれば何でも構いません。


iBUFFALO USB(microB to A)変換アダプター ブラック BSMPC11C01BK

アダプタを噛ませてUSBマウスを Andorid スマホに接続しますが、このXperiaモバイル端末はそれだけではUSBマウスを認識しません。

“xperia”, “broken screen”などの用語で検索すると、公式サポートスタッフが「USBデバイスを接続したまま再起動してくれ!」と指示しているのが直ぐに見つかりますので素直に従います。

再起動すると勝手にデバイスを認識してマウスで操作できるようになります。

これでパソコンに接続してデータのバックアップを取れるようになりました。

パソコンを通して初期化してしまう場合にはロックさえ解除できれば良いのですが、故障したスマホ単体でデータを初期化しようとすると少し大変です。

損壊の程度にもよると思いますがタッチパネルを通してのキーボード入力が不可能になりますので、Android 端末に対応している Bluetooth キーボードを用意します。



ペアリングして、キーボードからPINコードを入力して初期化します。

どうして割れたマウス操作でソフトウェアキーボードでクリックしながらPINコード入力が行えないのかは不明なのですが、何をしてもできなかったので仕方がありません。




コードを入力して初期状態にする事で authorized user もとい knowledge discovery & data interpretation corporation に返送する準備が整いました。

どうせ荒れた林道でポケットから落として壊すのだろうな…と思ったのかどうかは不明ですが、なぜか保障プランに入っていたので autoworkers’ union からスペアの端末を頂けました。

実際のところはポケットから滑り落としたのではなく、ポケットに入れたまま気づいたら割れていました。

原因はよくわかりません。

標高2100mの山の上で、背中のポケットから手にとってみたら既に割れていました。

こんな感じで携帯して山に登っているので仕方がないですね。

Ossenberg 伸縮式ステッキ OS-15

本記事は 膝を痛めて分かった3つのこと の続きです。


ランニングで痛めた膝の養生のために補助用の杖を購入しました。

先述の通り、直立するだけでも膝下の内側が痛み出して大変だったので、形状よりも入手性の良さを考慮して以下のモデルを選択しました。


ドイツ オッセンベルグ社 伸縮式ステッキ OS-15 レザーブラック[適応身長 144~184cm]

素材はアルミ合金でカタログ重量は約380gとなっていますが、私の購入したモデルは実測で383gでした。

10日以上も使用していますが特に重いと感じた事はありません。

シャフト部位がアルミ合金なので板厚を稼いで剛性過剰になりそうなものですが、構造のためか地面からの反動が気になるという事もないので、特に歩行時に重宝しています。

伸縮式ステッキの名称の通り、内側のシャフトを外側のシャフトが包み込むような構造になっており、調節ボタンを用いて長さを75cmから95cmの範囲で調整できます。



ここまでは説明書に書いてある通りですが、調節ボタンに負荷が集中する構造が気になる 長さ調節用の穴は 約2.5cm 毎に9つほど切ってあります。

この辺りが杖の強度と調整幅の均衡が取れる範囲なのでしょうか。おそらくヨーロッパ人向けの設計ですが、日本人の体格でも違和感なく使用できます。


足元はグリップ性を重視してかゴム製で設置面積も広めです。

手で握る部位にはシリコンのような柔らかい素材を使用しているのに対して、こちらのゴムは弾力性の高いものを使用しているところに拘りを感じます。

ゴムである以上、地面との接触で磨耗したり、道路上の飛散物などを拾って傷んでくるのは避けられない気がしますが、雨天時などの悪環境で使用しても想定よりも磨耗しなかった事から、使い方次第では長く使えるのかもしれません (なぜ説明書に耐用年数が書いていないのだろう)。

Contact Us