目指せしまなみ海道

先月からしまなみ縦走に参加するとたびたび宣言していたら、遂に前日になってしまいました。

この期に及んで、未だに何の準備もしていません\(^o^)/

ここは東京都で、しまなみ縦走の会場は700kmほど離れた広島県です。


Pictures from Hiroshima


新幹線のチケットを買おうと思っていたら、週明けからどっと新しい仕事が入り、突然のつくば出張に呼び出されたと思いきや、業界をよく理解していないコンサルの代理で誰かが書き殴ったメモ書きを申請書の形式にまとめることになったりして、余裕のない1週間を過ごしていました。

新幹線の切符を買いに行く前に洗濯物を何とかしないと…

公式ページを拝見すると、いつの間にかチェックポイントが更新されており、メッセンジャーを立ち上げると、自走で山口県を超えて広島入りする予定の九州の友人の質問が山のように届いていました。

今、この瞬間にも尾道を目指して走り続けているのでしょう。

余り実感がないですが、いよいよ明日ですね。

この日の為に専用のウィンドブレーカーを購入しましたが、使うかどうかは天候次第です。


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リトアニア製というのが購入の決め手。自分と関係の深い国のものだとつい選んでしまいます。

他の持ち物はこんな感じです。


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着替えは不要だろうと言われたので、敢えて持って行きません。

ダウンジャケットとイヤホンは、新幹線での移動時間を見越しての装備です。こういう時にKindleが欲しくなります。

心拍計は必要ないかもしれませんが、私はサイコンを使わない派なので、腕時計として採用してます。

書きながら準備ができたところで、洗濯機を回して、今日は早めに寝ます。



都内道路最高地点・都民の森から風張峠に登る

念願叶って、ようやく都民の森に行くことができました。


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早朝に見た奥多摩の天気予報は曇り。湿度は高いものの、日中の降水確率は20%以下。一方、新宿区内の天気は晴れ、きれいな青空が広がっていました。

いつもなら急な来客があるものですが、今週末は今朝になっても珍しく急用も入ってなかったので、伸び伸びとした気分でサイクリングに出かけました。

先週の失敗から今週は歌舞伎町まで自走して西武新宿駅から拝島駅まで輪行する事に決めました。

一般的にはJRの武蔵五日市駅まで輪行するようですが、私にとっては、そこに向かう際に最寄駅となる新宿駅がとても輪行しづらいので、その選択肢はあり得ません。

西武線は運賃も安い上に拝島駅までの運行本数も多く、また何より始発駅の利用者が少ないので、曜日や時間帯を選べば鉄道会社や他の乗客の邪魔にならなくて済みます。

都道7号線・拝島駅から武蔵五日市駅まで

来た事がないので、どんな所だろうと想像していましたが、普通の多摩地区でした。

三鷹や調布の東八道路や青梅街道をそのまま延長してきた感じで、舗装もきれいで、ロードサイド店も多く、信号によく止められます。

路上駐車こそそれほど多くありませんが、ここも車が多く、走りやすくはありません。

武蔵五日市駅を過ぎると車の数も減り、非常に走りやすくなるので、ここまで輪行でくる人の気持ちがよく分かりました。


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檜原街道・武蔵五日市駅から橘橋(檜原村役場)まで

五日市付近はまだまだ郊外の趣がありますが、檜原村との境界付近になると辺り一面、森林が広がります。

雰囲気はまるで箱根の登山道。初めて訪れる檜原村と相まってテンション上がりまくりでした。

檜原村役場はオシャレで、この辺りの集落はスキー場や温泉街の入口のような雰囲気がありました。はしゃぎすぎて止まる気がしなかったので、カフェせせらぎには立ち寄ってません。

橘橋(檜原村役場)から上川乗まで 

この区間が最高でした。檜原街道に並行して流れる秋川渓谷が美しく、川の流れる音が耳に心地良く、日差しも暖かいと離れるのが名残惜しいほどでした。実走時間計測の為に全力で通り過ぎましたが。

上川乗から人里まで 

この辺りはアップダウンが激しかった気がします。登っているはずなのにダウンヒルも多く、標高が下がっているのではないかと不安になりました。

橘橋は観光地の雰囲気がありましたが、上川乗や人里は普通の集落ですね。

盆地に位置する都市の郊外にあってもおかしくない、割と見慣れた光景でした。

人里から数馬まで 

正直、この区間、非常にダレました。

山間に沿って左カーブという光景がずっと続くので、有名な旧料金所はどこにあるんだ、早く出てこないかなと待ち侘びるような気持ちで走りました。

九頭竜神社の先のカーブを曲がったところで、本当にこっちで良いのか不安になり、止まって地図を確認。

目と鼻の先に奥多摩周遊道路がありましたorz

奥多摩周遊道路・都民の森へ 

有名なヘアピンカーブを登ります。

下から見上げた時の印象ほどキツくありませんでした。

斜度がきつくて脚が回らないという事はありません。登ってる途中で、初めて後ろから抜かれました。

ここまでずっと見かけるロードバイク乗りは擦れ違って降りてくる人ばかりで、「あ、自分以外にもまだ登ってくる人いたんだ」と不思議な気持ちになりました。

都民の森

坂を登っている途中に都民の森に到着します。

例えるなら、山頂の神社に向かう人のための駐車場のような感じです。

5つのハイキングコースの観光拠点、売店や食堂もあると事前情報で聞いていたので、てっきり観光バスが何台も止まれるサービスエリアのような場所を想像していました。

本当にここで良いのか二度見。ネット上でよく見かける記念碑の存在を見て、ようやく確信しました。

最後に休憩したセブンイレブンあきる野戸倉店から1時間34分29秒。平均時速16.9km/h。

まあ、初心者が普通に走ったら、こんなものですよね。

途中、輪行用のエンド金具とカメラとU字ロックとUSBモバイル電源諸々を入れたリュックが重くて腰痛になりました。

都民の森から風張峠へ

奥多摩湖が見たいんだ

せっかく、ここまで来たので、しばしの休憩の後、風張峠を目指して登ります。

途中、「浅間尾根駐車場が最高地点では?いや、これは局所最適解か?」と行ったり来たりを繰り返し、ようやく見つけました。


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ここも最高地点の割にはあっさりです。

雨の帰り道

ここまで来て引き返す途中、ポツポツと雨粒が頬に当たるようになりました。

実は写真が少ないのは、このせいです。

ところどころ、梅が満開に咲いていましたが、それどころではありません。

風張峠から随分と下ったところに都民の森があり、こんなに低かったっけ?と当惑し、後ろから追い抜いていった四駆があっという間に小さくなって下の方に見える景色に驚愕し、延々と途切れることのないダウンヒルに感動しました。


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あきる野市に入ったあたりで雨が降る気配もなくなった為、しばし、梅を撮影して自走で帰ることにしました。

東京からサザンセト・ロングライドに参加しました

10月4日に柳井市で開催された サザンセト・ロングライドinやまぐち に参加してきました。
関東から遠征する人もあまりいないと思うので、気づいたことを箇条書きしておきます。

関連: 2016年大会についてはこちら


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山口県周防大島町


会場へのアクセス(行き)

柳井市は岩国空港、または、山口宇部空港から行けます。

岩国空港は、山陽本線の岩国駅に近く、飛行機の到着時間に合わせて連絡バスが運行されているため、アクセスは悪くありません。

山陽本線も広島、新山口、下関(門司)を繋ぐ幹線のため、適度に本数もあります。

ただ一つ障害となり得るのは岩国空港の発着便で、朝2本、夕方2本の計4本しかなく、行き先も羽田のみです。

この点を考慮すると、岩国よりも更に70kmほど離れますが、山口宇部空港の方が発着便も航空会社の選択も多いので便利かもしれません。

当日は午前5:00頃に柳井ウェルネスパーク集合なので、必然的に前日に柳井市入りして一泊する事になります。

会場へのアクセス(帰り)

大会での最大の懸案事項がイベント後の帰宅でした。

事前に公表されていた情報では大会終了が18:00、岩国空港の羽田行き最終便の出発時刻は18:50です。

公式アクセス経路で紹介されている岩国空港を利用した経路の場合、以下のようなルートを辿ることになります(所要時間は公式ページ準拠)。


会場 -車で10分-> 柳井駅 -JR山陽本線/34分-> 岩国駅 -バス/12分-> 岩国空港


待ち時間を考慮しなくても間に合わないのですが、本当にアクセスルートの検証をしているんでしょうかね。

私の場合、当日の帰宅を諦めて岩国に一泊する予定で準備しましたが、大会参加後の感想を述べると、早めに完走する自信がある方の場合、最終便に間に合わせる事も不可能ではないと思われました。

完走後は大会終了時刻まで会場に留まる必要はないためです。



制限時間

アクセスの他に、大会参加前に気掛かりとなっていたのは制限時間です。

本大会は各エイドステーション(AS)ごとに通過制限時間が設定されています。

事前に読んだ過去の大会参加者のブログを読むと、なかなか制限時間が厳しそうで、クリアできるか少し不安でした。

何しろコースは総獲得標高が2,500mを超えるアップダウンの連続です。

会場のウェルネスパークからして、会場駐車場から114mも登らないと辿り着けない丘の上にあります。

皇居外周の紀伊国坂で満足してるような関東平野の人間は、スタートも遅らせて抜かれる時に邪魔にならないようにという事ばかり考えていましたが、地元の友人に連れられて場違いな前方からスタートを切りました。

それから、24.3km離れたASまで累計481mほど登りましたが、平均時速21.5km/hで到着する迄に抜かれるどころか、登りで集団を置いてくる事になりました。

登りは皆遅くなるんだなと妙な安心感を覚えたものです。

それから第二AS、山道オレンジロード、第三ASを超えて、柳井市の第四ASまで帰ってくる頃には、一つ手前のASの制限時間よりも早く到着するぐらい時間に余裕ができてました。

登りは遅くても下りは恐ろしくスピードが出るので、トータルで見ると登り坂の続くオレンジロードを含む24.6kmの区間でも平均時速18.1km/hも出ていました。

装備

飛行機での輪行を考慮してクロモリのRaleigh Carlton Nで臨みました。

160km走りきる事を考慮して、予備のチューブ2本、テールランプ、ライト2本、タイヤレバー、ミッシングリンク、USBポータブル電源、アーレンレンチのセットに、ハンドポンプのロードモーフを携帯していきました。

Brooksの革サドルと着脱式のペダルと合わせて、合計の車重はクロスバイク並みの約14kg。

ブレーキは105で、なおかつ、最新のブレーキパッドに換装していきましたが、これは大正解でした。

逆に当日は天気が良かったため、ライトは2本も必要ありませんでした。

あれば良かったかなと思ったのは、携帯用のバイクスタンドです。

同じ集団の中には、道中の山頂付近で自転車を止めて記念撮影をしている人もちらほら見かけました。




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