ハンドルバーナビ GARMIN eTrex 22x 導入


GARMIN OREGON 600, Edge 520, Edge 530 と購入してきたサイクルコンピュータ(サイコン)を手放して GPS ランニングウォッチ ForeAthlete 245J に一本化したのは数ヶ月前のこと

ランニングやサイクリング等の走行ログ記録デバイスとしては機能も連続稼働時間も十分、小型軽量で身につけていることも気にならず、フリーズやデータ消失とは無縁の安定性を誇ります。

このように記録デバイスとしては文句無しなのですが、走行中の地図表示やルート表示機能はありません。

そこで山林の中において正確な位置座標を確認したり、進路を表示するための道具として GARMIN eTrex 22x を新たに購入しました。



直接的な購入動機は舗装路を外れた山林においてナビゲーションを使用したいからです。

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アルミバイクに対する所感

アルミニウム合金製の自転車フレームはカーボン (CFRP) やクロモリやマンモリと言ったモリブデン鋼製のフレームよりも寿命が短いとはよく言われることです。

それに対して FRP は想定外の方向からの衝撃に弱い、鉄製フレームは自然環境で酸化して強度を低下させるので、適切なメンテナンスなしではアルミよりも寿命が短い場合もあるという意見もあり、厳密な調査データは存在しないようです。

そもそも事故や落車以外では自転車フレームはほとんど壊れることはありません。

それでも私はアルミバイクが好きではありません。

原因の一つには幼少の頃に目にした材料工学系の雑誌が適切な用途外に濫用されているアルミニウム合金に軒並み批判的だった影響を無意識に受けている可能性もないとは言い切れません。

しかし、それを差し置いても、自分の自転車を乗車中に破断させた経験が理由としては大きいです。




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MTB で東京湾一周


ロードバイクで人気な一周系イベント。

ちょうど良い距離の牡鹿半島や浜名湖、忍耐と集中力が要求される霞ヶ浦や琵琶湖、走力がなければ半周も覚束ない伊豆半島、果ては入念な準備とタイムマネジメントが必要とされる北海道まで一周できれば、どこでも対象になりえます。

ところが、誰もが知りながら絶対にイベントにならないルートがあります。それが東京湾一周 210 km (獲得標高 約 290m) です。

多くの人にとって一周系で最も価値が低い東京湾一周。その挑戦は他の一周とは一線を画した条件を有します。

全線に渡って

・線路と並走するので何時でも何処でもリタイアできる
・どこかしらに駐輪場があるので輪行準備すら不要
・信号まみれで走力と完走時間に何の相関もない
・道幅が狭い上に交通量も多くて危険
・排ガスも多いので健康に悪い

という他の一周系にはまず見られない特徴があります。

ほかの一周で必要とされる走力や体力やマネジメント能力は不要で、むしろ、必要とされるのは渋滞と信号に心を乱されない平常心、馬鹿馬鹿しさに打ち克つ継続力、危険運転する車に対する注意力、そして、この無意味な苦行を中断して輪行で帰宅しようという誘惑に負けない克己心といった精神的なものです。

自転車に 30㎞ 乗って筋肉痛にならないぐらいの最低限の体力さえあれば、東京湾一周に特別な機材やトレーニングなんか必要ありません。

信号順守で安全運転していれば、どうせ 100m に一回は信号に止められますから。
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