はじめての Raspberry Pi Zero W セットアップ

カメラモジュールを使用するために Raspberry Pi Zero V1.1 を購入しました。

私にとって初めてのラズパイで不慣れなので、公式の推奨どおりに NOOBS を使用して OS イメージを作成することを考えます。

セットアップに最初に必要なものはネットワークに接続されていて、SDカードを読み書きできる PC だけです。ここでは Linux マシンを使用します。動作環境は以下のとおりです。

最初に NOOBS と Raspbian OS をネットワークからダウンロードしてきます。公式サイトからダウンロードしても良いですが、物理的な距離がダウンロード速度にも影響しますので国内のミラーサイトを利用されたほうが高速です。

今回は北陸先端大学のミラーサイトを使用させていただきます。北陸先端大学と山形大学にはいつもお世話になります。

ダウンロードが完了しましたら、公式ダウンロードサイトにアクセスして SHA-256 hash が一致することを確認します。

一致していない場合は必要なファイルが正常にダウンロードできていませんので、再試行が必要です。




問題なければ NOOBS_v*_*_*.zip ファイルを解凍して README ファイルを開きます。

それによると解凍したファイルを全てSDカードに記録させればブートできるようになるらしいので、そのとおりに実行します。

この時点でSDカードスロットルに記録メディアを挿入して、以下のようにフォーマットとマウンティングを行います。フォーマットは FAT または FAT32 が指定されていますので、ここを間違えると起動しなくなります。モニタに接続しても No Video Input と表示される場合には、こういうところが怪しいですね。

これで OS の書き込みが完了して、いよいよ Raspberry Pi を起動できるようになるはずです。

しかし USBケーブルを接続して通電しただけでは Raspberry Pi は起動しているのかどうか、よくわからないので HDMI ケーブルを通して動作確認用のモニタに出力を表示させます。

したがって、ここからはモニタとマウス、それから HDMI ケーブルが必要になります。この辺りは PC さえあれば、何でもできる Arduino のほうが良く出来てるなという感想を抱きます。

ここでキーボードを繋ぎたくなるところですが、インストール時にはマウス操作が必要になりますので、NOOBS を使用する場合には最初だけはマウスを接続します。

無事にインストールが完了しますと、一般的なデスクトップ Linux として使用できるようになります。無線LANにも接続できますし、ターミナルから設定を行えばサーバとして使用することも簡単にできるようになります。

個人的には GUI 環境は不要ではあるものの、このクレジットカードの半分ほどの大きさのマシンが27インチ FullHD ディスプレイを動かしているのを眺めていると、その性能に感心してしまいます。

続き Android タブレットを Raspberry Pi モニタ代わりに使用する

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